Rising Star Outreach 代表、Rebecca Douglas登場

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BDouglas.jpg前回のソーシャルアントレプレナーシップは、初のゲストスピーカーが登場。Rising Star Outreach 代表、Rebecca Douglas氏だ。

彼女はインドの民族衣装に身を包み、クラスに登場。約1時間ほど、スピーチを聞く機会があった。

Rising Star Outreach というのは、インドで活動するNPOで、インドにいるホームレスを支援するために、学校教育、医療、コロニーなどの様々な活動を行っている。このNPOのスケールは本当に大きく、DELLや、マリオットグループなどの大企業とタイアップし、資金を創出してもらい、通常のNPOとは比較にならないくらい、高度な教育サービスと、無償の医療サービスを提供している。

Rebecca氏は、設立者なのだが、彼女のバックグラウンドは、何を隠そう、「主婦」だ。しかも、ただの主婦ではなく、7人の実子と、二人の養子の9人の子供の母親だ。さらに、養子にした子供の一人は、半身不随だったという。


クラスでは、9人の子供の母親であった彼女がなぜ、Rising Star OutrearchというNPOを設立することになったのか、その経緯を聞くことができた。


今から何年も前に、当時ディクシーカレッジに通っていた私の子供の一人が、7年間の闘病生活の末、命を失いました。私は、その子供が、闘病生活の中にいたときに、インドにいる、恵まれない子供達に、寄付をして支援していたことを知り、インドに興味をもったのです。
そして、2000年、私は初めてインドを訪れる機会がありました。
そこで目にしたものは、私の人生を大きく変えました。町中溢れかえっている子供から大人までのホームレス。彼らのほとんどは、教育も受けられず、医療の恩恵も受けるおとができず、ただ放置されて死ぬのを待つばかりでした。物乞いをしながら、私に近寄ってくる多くの人々を見て、私は大きな衝撃を受けました。
すべての人は、機会と命の尊厳を持つ価値がある。
これは私の信念ですが、この信念を実現させるために、私はこのインドで、これらの人々を助ける組織を作る決意をしたのです。それが、Rising Star Outreachです。

Risingstar.jpg

クラスでは、彼女がスライドを使って、Rising Starの医療の現場や、学校の様子を多く見せてくれたのだが、盲目の人、手の指が一本もない人、足のひざから先がなく、車椅子もなく、道で座って物乞いをしている人、事故にあったにも関わらず、病院にいけなったため、傷跡がさらに悪化し、目を向けることもできないような様子の男性など、すごい現状の写真を多く見せてもらった。


しかし、子供が9人もいて、さらにインドの恵まれない人々のために尽くす、というのは、本当に凄いことだと思う。誰でも、自分の家族が困っていたら、どんなことをしてでも助けてあげたいとおもうのだろうが、マザーテレサや、彼女のような人々にとっては、この「家族」の定義が、人類全体にまで及んでしまっているのだろう。


このRising Star OutreachがOutreachしているのが、主に医療と、子供の教育だという点も非常に興味深い。つまり、緊急で助けを必要としている人々と、将来世界の未来をつくっていく子供たちに投資をしている訳だ。

彼女は、教育のレベルについて、必要を満たすレベルではなく、インド内にあっても、最高レベルの教育を提供することにしているのだという。写真を見たところ、運営しているのは、恐らくは小中学校だろうと思われるが、授業はすべて英語なのだという。


以前は、カースト制度の影響で、身分の低い人々はどんなに能力があっても、よい会社で働くことはできませんでしたが、最近は外資系が増えてきたため、英語力があり、能力のある人々は、よい仕事に就けるようになってきました。


Rising Star 出身の子供達が、世界で活躍し、新しいイノベーションをおこしてゆく日も、そう遠くないのだろう。



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    明治大学政治経済学部卒業。帝人グループを経て、現在ブリガムヤング大学経営大学院マリオットスクールMBAプログラムに在籍。上司であるCEO(超・偉い・奥さん)と、新入社員(子供)二人の4人家族。 このブログは、まだ小さな2人の子供たちに、将来本にして贈るために書いています。


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