意思の力を働かせる鍵
今日のCrucial Conversation で、非常に考えさせられることを学んだ。それは、
Will is Skills
ということだ。日本語に訳すと、「意思の力を働かせることは技術だ」とでもなるのだろうか。
毎回、実際の企業研修で使っている、パターソン教授は、ハイレベルなプレゼンテーションを見せてくれるのだが、今回このトピックにまつわるビデオはとても面白かった。
ビデオでは、まず、(名前は忘れてしまいましたが)子供の自制心を試した有名な実験の話が紹介される。この実験は、研究者が、まず子供に、あるお菓子を一つ与え、15分間我慢できたら、もう一つあげることを伝えて、部屋を出る。
そして、部屋を出た後の子供達の行動を観察する。すると、子供達は二つのグループに分かれる。15分間我慢できずに途中で食べてしまうグループと、15分間我慢できた子供達たちだ。
さらに、この研究者は、この二つのグループの人生を20年間追いかけたところ、我慢できた子供達は、我慢できなかった子供達に比べて、学業、結婚生活、仕事の面で、より高い成果とパフォーマンスを出し、充実した人生を送ったという。
この実験の結論は、「自制心を働かせることの出来る人間は、そうでない子供と比較して、よりよい人生を送ることができる」 といったものだった。
ここまでは、誰でも知っている有名な話。興味深いのはここからだ。パターソン博士たちは、この結論に疑問を投げかける。「本当か?」
そこで新しい実験を試みることに。新しい実験では、まず、前回と同じことをやってみる。小さな子供達をランダムに選び、マシュマロを与えて、15分間我慢するように伝える。すると、やはり多くの子供達は、待ちきれずにマシュマロを食べてしまう。
次に、同じ子供達に対して、今度は、やはり我慢するように伝えるのだが、それと同時に、「我慢できなくなったときに、どうやって気を紛らわしたらよいのか」という具体的なスキルを教える。すると、なんと実に、前回と比較して、50%以上の子供が、15分間我慢することができたのだ。
つまり、意志の力は元々子供達に備わっているものではなく、具体的な技術として学ぶことができる、というのが新しい結論になる。Will is Skills ということだ。
クラスでは、もっといろいろな因果関係があるので、簡単にそんな結論はでないのでは?というような意見が色々出て、やや紛糾気味だったのだが、それでも、Will is Skills という言葉が持つ意味は非常に大きく、僕自身の人生をも大きく変える可能性のあるメッセージだと強く感じた。
人々の中には、自分の意思の弱さを、自分のパーソナリティの一部のように感じて、改善は不可能かのように考えてしまっている人もいるかもしれない。しかし、意思を働かせることが、スキルだとしたら、スキルは具体的に学び、習得することによって、身につけられるということになる。そして、スキルが上がれば、その分自分を治められるようになる。
さらにクラスでは、具体的にスキルを習得する普遍的な原則として、下記の4つについて学んだ。
1.Practice (練習)
2.Break the skills into small parts (技術を細かいパーツに分ける)
3.Get feedback from a coach (コーチや指導者からフィードバックを貰う)
4.Prepare for setbacks (挫折に備える)
長くなるのでこのブログでは、これ以上深堀しないが、どれ一つをとっても、非常に興味深い内容だと思う。パターソン博士、すばらしい講義をありがとうございました。あ、あといつもの無料ディナーも。
Will is Skills
ということだ。日本語に訳すと、「意思の力を働かせることは技術だ」とでもなるのだろうか。
毎回、実際の企業研修で使っている、パターソン教授は、ハイレベルなプレゼンテーションを見せてくれるのだが、今回このトピックにまつわるビデオはとても面白かった。
ビデオでは、まず、(名前は忘れてしまいましたが)子供の自制心を試した有名な実験の話が紹介される。この実験は、研究者が、まず子供に、あるお菓子を一つ与え、15分間我慢できたら、もう一つあげることを伝えて、部屋を出る。
そして、部屋を出た後の子供達の行動を観察する。すると、子供達は二つのグループに分かれる。15分間我慢できずに途中で食べてしまうグループと、15分間我慢できた子供達たちだ。
さらに、この研究者は、この二つのグループの人生を20年間追いかけたところ、我慢できた子供達は、我慢できなかった子供達に比べて、学業、結婚生活、仕事の面で、より高い成果とパフォーマンスを出し、充実した人生を送ったという。
この実験の結論は、「自制心を働かせることの出来る人間は、そうでない子供と比較して、よりよい人生を送ることができる」 といったものだった。
ここまでは、誰でも知っている有名な話。興味深いのはここからだ。パターソン博士たちは、この結論に疑問を投げかける。「本当か?」
そこで新しい実験を試みることに。新しい実験では、まず、前回と同じことをやってみる。小さな子供達をランダムに選び、マシュマロを与えて、15分間我慢するように伝える。すると、やはり多くの子供達は、待ちきれずにマシュマロを食べてしまう。
次に、同じ子供達に対して、今度は、やはり我慢するように伝えるのだが、それと同時に、「我慢できなくなったときに、どうやって気を紛らわしたらよいのか」という具体的なスキルを教える。すると、なんと実に、前回と比較して、50%以上の子供が、15分間我慢することができたのだ。
つまり、意志の力は元々子供達に備わっているものではなく、具体的な技術として学ぶことができる、というのが新しい結論になる。Will is Skills ということだ。
クラスでは、もっといろいろな因果関係があるので、簡単にそんな結論はでないのでは?というような意見が色々出て、やや紛糾気味だったのだが、それでも、Will is Skills という言葉が持つ意味は非常に大きく、僕自身の人生をも大きく変える可能性のあるメッセージだと強く感じた。
人々の中には、自分の意思の弱さを、自分のパーソナリティの一部のように感じて、改善は不可能かのように考えてしまっている人もいるかもしれない。しかし、意思を働かせることが、スキルだとしたら、スキルは具体的に学び、習得することによって、身につけられるということになる。そして、スキルが上がれば、その分自分を治められるようになる。
さらにクラスでは、具体的にスキルを習得する普遍的な原則として、下記の4つについて学んだ。
1.Practice (練習)
2.Break the skills into small parts (技術を細かいパーツに分ける)
3.Get feedback from a coach (コーチや指導者からフィードバックを貰う)
4.Prepare for setbacks (挫折に備える)
長くなるのでこのブログでは、これ以上深堀しないが、どれ一つをとっても、非常に興味深い内容だと思う。パターソン博士、すばらしい講義をありがとうございました。あ、あといつもの無料ディナーも。
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