2008年11月アーカイブ

Mixer for 2nd Year MBA Students

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久しぶりにミキサーが開催された。ミキサーというのは、日本語だと交流会という意味になるのだろうが、MBAのミキサーはそれぞれ目的があり、交流会というよりも、何らかのプレゼンテーションを聞く、という感じ。参加者の最大のモチベーションは無料のランチなのだが、今回も多分に漏れず、ターキーサンドイッチが出た。

今回の対象は2年生で、ほとんどすべての学生が参加していた。教会が母体になっているここBYUでは、宗教教育とプロフェッショナルトレーニングが切り離せないものとして認識されている。ディレクターのクレック・メレルが、BYUMBAで学ぶことの意義を再度強調していた。

感動したのは、今年の夏にガンで子供を亡くしたトム・グレゴリーが語った彼自身の経験。

BYUで学んだ経験は、僕たち家族にとっては、本当に特別なものになった。去年、僕の子供がガンだと診断されたとき、僕はまず自分のチームメイトたちに事情を話した。すると、みんな、ファイナルまでのすべてのアサイメントは、残りのメンターでやるから心配するなと言ってくれた。また、MBASA(MBA奥さん会)からも、入院中、ベビーシッターや食事の提供など、数え切れないほどの助けを貰った。今年の8月の葬式のときは、葬儀の費用すべてを、MBASAが集めて賄ってくれた。それ以外にも、BYUの教授や教員達が、励ましのメッセージを添えて、ガソリンを買えるカードや、いろいろなギフトカードなどを本当にたくさん送ってくれた。本当に、皆の励ましや助けには感謝している。

トムと同じクラスになったことはそれほど多い訳ではないが、公の場で彼自身から、息子に関わる話を聞くのは僕自身は初めてのことだった。トムが経験したことは、BYUらしさを物語る、一つの経験だと思う。

klymit2_article.jpg昨年のBYUプロボ校のビジネスプランコンテストの優勝チーム、KLYMITがベンチャーのクラスに来てプレゼンテーションをしてくれた。

BYUプロボ校のビジネスプランコンテストは、優勝賞金500万という大学生のレベルでは破格の賞金で、本当にベンチャーを起こしたい人たちが多く参加するアグレッシブな企画だ。

このKLYMITという会社は、ウインタージャケットの販売をしていて、ガスを使うことによって、サイズや温度を調整できる、という特徴がある。

一時間ほどプレゼンテーションを聞いていたのだが、商品のコンセプト、マーケティング手法、ビジネスモデル、経営陣、投資家など、レベルの高さにすっかり魅了されてしまった。これはかっこいい。最近もフェーズIIの増資を投資家から受け入れていて、その額2億円とのこと。

リスクを取って、こうしたベンチャーを起こす人たちというのは、本当にすごいと思う。


けんさん 「で、うちらはどうする?」

僕 「・・・・はっ!(全然進んでない・・)」

このクラスはビジネスプランを作って提出するのが主な内容なのだが、気がつけばあと2週間しかない・・ヤバイです。

businessweek_cover.jpg数日前に、ディレクターのクレッグ・メレル博士からメールが届いていた。2008年度のビジネスウィークMBAランキングで、BYUが22位になったとのこと。この数字はビジネスウィーク誌のランキングでは過去最高だという。(ちなみに、去年は圏外だったらしい。)

イェールやエモリーよりもランキングが上なので、ホントかよ、突っ込みたくなるが、Internationalは別にしたアメリカ人だけを考えると、平均GMATのスコアは680くらいあるそうなので、あながち的外れというわけでもないのかもしれない。(なんだか、足ひっぱっててすいません、って感じ。)

ただ、残念なのは、とにかく日本での知名度が低いこと。プロボ校のアカウンティングプログラムがめちゃくちゃ強いので、監査法人や一部の投資銀行などには名前は売れているらしいのだが、それ以外の人たちはBYUのことなど、誰も知らない。

・・・まずは卒業生の数がもっと増えないと。どなたかBYUMBAに、ご関心のある方、いらっしゃいませんか。日本人会でいろいろサポートいたしますので、お気軽にご相談下さい。⇒連絡先


ビジネスウィーク誌 2008年度 トップ30校ランキング

1 Chicago (Booth)
2 Harvard
3 Northwestern (Kellogg)
4 Pennsylvania (Wharton)
5 Michigan (Ross)
6 Stanford
7 Columbia
8 Duke (Fuqua)
9 MIT (Sloan)
10 UC-Berkeley (Haas)
11 Cornell (Johnson)
12 Dartmouth (Tuck)
13 NYU (Stern)
14 UCLA (Anderson)
15 Indiana (Kelley)
16 Virginia (Darden)
17 North Carolina (Kenan-Flagler)
18 Southern Methodist (Cox)
19 Carnegie Mellon (Tepper)
20 Notre Dame (Mendoza)
21 Texas-Austin (McCombs)
22 Brigham Young (Marriott)
23 Emory (Goizueta)
24 Yale
25 USC (Marshall)
26 Maryland (Smith)
27 U. of Washington (Foster)
28 Washington U. (Olin)
29 Georgia Tech
30 Vanderbilt (Owen)


20061224_299451.jpgグローバルマネジメントの教科書は、 フラット化する世界 という、本の原書で、World is Flat という本だ。この本は、トーマス・フリードマンというジャーナリストによって書かれたもので、グローバリゼーションの本質と、個人、企業、そして国家がどのようにこれらの変化に対応すべきなのか、鋭く迫っている。

内容を読んでいて、僕らはこれからどうやってこの世界を生き残り、自分達の子供に一体何を残せるのか、非常に考えさせられた。原書でも500ページある本書は、邦訳でも上下巻の大作で、とてもすべてを網羅することは出来ないが、大切だと感じたポイントをまとめおきたい。


1.グローバリゼーションの三つの段階

グローバリゼーションには、3つのステージがあり、現在は3.0の段階にいる。個人的には、この変遷を理解することは非常に大切で、どのように付加価値の源泉が変化していっているのか、よく見極めて考える必要があると思う。

(1)グローバリゼーション1.0: 
コロンブスが航海に乗り出し、旧世界と新世界のあいだの貿易が始まったグローバリゼーションの黎明期

(2)グローバリゼーション2.0:
1800年頃から2000年頃まで続いた、産業革命からはじまった、ハードウェアの分野での飛躍的進歩の時代

(3)グローバリゼーション3.0: 
2000年前後から、パソコンと光ファイバーを活用したIT技術により、始まった、まったく新しい時代。



2.世界をフラット化した10の力

要因1: 冷戦の終焉に始まった、新しい創造の時代
要因2: インターネットの普及
要因3: 共同作業を可能にした新しいソフトウェア 
要因4: アップローディング
要因5: アウトソーシング
要因6: オフショアリング
要因7: サプライチェーン
要因8: インソーシング (*UPSに代表される、新しいアウトソーシング&サプライチェーンの形態)
要因9: インフォーミング (*グーグルが加速する情報共有と整理の世界)
要因10: ステロイド: 新テクノロジーがさらに加速する:

これらの10項目を俯瞰してみてみると、IT技術と、サプライチェーンがその中心にあるのが分かる。グローバル化は、今まで地理的に分断されていた、様々な情報や機能を一つにまとめあげ、再統合することを迫っている。



3.で、我々はどうやって生き残っていけばよいのか?

では、これらの世界で、我々はどうやって生き延びていったらよいのか?グローバル化の恐ろしい一面は、ITや新しい技術によって、今までの仕事が機械に置き換えられてしまう可能性が高いということだ。

本書では、このグローバル社会で活躍できる人材を「新ミドルクラス」と読んで、「新ミドルクラス」に必要なスキルは、大まかに言って、以下の八つのカテゴリーに分けている。

(1)偉大な共同作業者・まとめ役 (世界中の様々な労働力をまとめ上げる人)
(2)偉大な合成役 (様々なものを組み合わせて、イノベーションを起こせる人)
(3)偉大な説明役 (複雑なものをうまく説明できる人)
(4)偉大な梃子入れ役 (ITや人材、その他の資源などを組み合わせ、レバレッジを生み出せる人)
(5)偉大な適応者 (深く広い知識があり、新しいものをすぐに高いレベルで習得できる人)
(6)グリーン・ピープル(環境に優しく、資源を有効活用できる人間のこと)
(7)熱心なパーソナイライザー (人間同士のやり取りに長けた人)
(8)偉大なローカライザー (グローバルなものを現地に根付かせることのできる人)


そして、筆者は、新ミドルの道を目指す者にとって重要なのは、特定の学習過程を受けるよりも、一定の技量と姿勢を身につけることであると指摘し、そのために次の4つが、重要なポイントであると主張している。

1.「学ぶ方法を学ぶ」という能力
フラットな世界では、今、行っている仕事の一部(あるいは全部)が、常にデジタル化とオートメーション化とアウトソーシングされる可能性があるため。

2.CQ(好奇心指数)とPQ(熱意指数)
IQ(知能指数)も重要だが、CQ(好奇心指数)とPQ(熱意指数)がもっと重要になる。

3.人とうまくやっていく能力
高いコミュニケーションスキルが要求される仕事は、決して機械に置き換えられることはない。

4.右脳の資質
状況判断・感情表現・総合的処理を司る右脳を進化させること。「ハイ・コンセプト」=芸術的・情緒的な美を創り出し、傾向や好機を察知し、納得できる話をまとめ、欠けていたことに世界が気づいていなかった発明をする能力と、「ハイ・タッチ」=他人の気持ちを察し、人間が影響しあう機微を理解し、他人の良いところを引き出して、目的や意義を追求する能力がこれらに該当する。


・・・・・・・・・・・・・・

こういった話を読み進めながら、これからの時代を生きる自分と子供達について、思いを馳せずにはいられなかった。僕は大学まで日本にいて、30才にして初めてアメリカに来たわけだが、グローバル化の進展というものを、実感として始めて持つことができている。

さらに厳しさが増してゆくこれからの時代、子供達に残せるのは教育しかない。が、どこで、どのような教育を与えてあげればよいのか、よく考える必要があると思う。問題だらけのアメリカの教育制度を、手放しで賞賛するわけにはいかないが、上記に挙げたような4つのスキルを、閉鎖的な日本の教育制度の中で伸ばすことができるとも考えにくい。

子供達には、どこかのタイミングで、異文化経験と世界レベルの教育を受けさせてあげたいと思う。そして、何よりも、まっとうに社会に貢献できる人間に育ててあげたい。



ディズニーランド事件

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先日の、けんさんの誕生日パーティーの場で、けんさんの奥さんのヒロコさん、わが社の社長(妻)、そしてあのお方で、CEO(超・偉い・奥さん)会議が開催された。いわゆるサミットという奴だ。


あのお方 「2週間後のThanksgivingの連休どうする~?」

社長(妻) 「ねぇ!折角だから、ちょっと遠出してカルフォルニアのディズニーランドに行かない!?」

ヒロコさん 「それいいわね!」


旦那達を差し置いて、壮大な旅行の計画が立ち上がってしまった。そしてその晩。

社長(妻) 「いくらかかるのか、旦那達で調べておいてね。よろしく。」


数日後、ラウンジでケニーとけんさんがいたので、3人でいろろいろと調べて見積もりを立ててみた。すると・・・・どう考えても、1000ドル(10万)はかかる。早速社長(妻)に報告した。

僕 「社長、ちょっときついんじゃないですか?」

社長(妻) 「また始まった!あんたも本当に人間が小さいわねぇ。大丈夫よ。絶対行くわよ!」

僕 「・・・・」

社長(妻) 「ほら、あのお方にすぐに、行きますって電話して!!」

僕 「ヒー」


ところが、翌日、僕が年末帰国するための航空券を調べてみると、予想をはるかに超えた値段であることが分かった。

僕 「社長、日本に帰る航空券、25万もするんですが・・・。これにカルフォルニア旅行を加えると、貯金がゼロに・・・」

社長(妻) 「なんとかならないの?」

僕 「なんとかなりませんよ。」


一時間ほど、いろいろ押し問答を繰り返し、ついに社長(妻)が決断した。

社長(妻) 「はー。残念。今回は仕方がないわね。ホラ、あのお方にすぐに、行けませんって電話して!!」

僕 「ヒー(なんでまた僕が!?)」


あのお方に謝罪の電話を掛けた後、翌日のケースがディズニーランドについてだと分かった。

僕 「なんたる偶然。社長、明日のケース、ディズニーについてですよ。。」

社長(妻) 「は?ディズニー? 今すぐ、そのケース破って捨てて!!」

僕 「ヒー!」


ディズニーランドは、東京に帰ってから行くこととします。

けんさん 「明日のグローバルマネジメントは、すごい量のリーディングだよ~。」

英語マスターけんさんがいうからどれほどかと思ったが、予想以上だった。ケースだけでも22ページあり、教科書を3章分(200ページ)、そしてケースの前に読めといわれていた教授自身が書いた記事が40ページもあった。

無理。絶対に無理。一睡もしなくても、明日のクラスまで読み終えることができる訳がない。(ちなみに今は夜の10時半で、クラスは9時半から。)


泣き言を言っても始まらないと思い、一時間前に、教授自身が書いた記事を拾い読みし始めたのだが、これが超面白い。

簡単に言うと、今回の記事は、グローバル市場の中で、どのような形態で他の企業と提携し、ビジネスを進めて行ったら良いのかを説明しているのだが、昔コンソーシアム形式でのビジネスを経験していたこともあり、そのときの経験と照らし合わせて考えると、非常にストンと腹に落ちてゆく。

企業アライアンスを考える上で、今後も非常に活用できると思ったのが下記の図で、様々なアライアンスの形態と特徴を、一目で理解できる。

collabration.jpg上の図にあるように、ライセンス、フランチャイズ、ジョイントベンチャー、コンソーシアムなど、企業アライアンスには、いろいろなケースがあり、それぞれにメリットやデメリットがあるのはなんとなく意識していが、今回の記事を読んで、スッキリ整理されたような気がする。


という訳で、今回の40ページの記事は一時間強で読み終わりました。・・・え、どうやって読んだのか?全部読むのは不可能なので、こんな感じで読んでいきました。

1.タイトル以下、4階層ほどのインデックスをワードの箇条書き機能を使って作ってゆく(要はマインドマップです)
2.内容がイメージできるところは読まずに飛ばす
3.理解できないキーワードがインデックスにあれば、その中のパラグラフを理解できるまで読み進める
4.具体例は内容が理解できる限り、読まずに飛ばす
5.内容を凝縮した図やチャートなどがあれば、じっくり見て、理解する
6.アウトプットする (このブログもその一環。僕の場合は、どういうわけか、このブログのように、何らかの形でアウトプットする過程で、情報を整理する脳みそがフル回転し始めます。)


大切なことは、読むことではなく、理解すること。そう自分に言い聞かせて(明らかに言い訳です)、次の記事を読むとします。200ページ、どうしよう。。。


アマゾンのサイトを見ていたら、三本木先生がゴールシリーズの翻訳の新刊を出版されていたことを知った。三本木先生は、ここBYU MBAの卒業生で、今年3月に、日本人会で三本木兄弟を囲む会を開催させていただいている。

ザ・チョイス―複雑さに惑わされるな!」 という本で、実に面白そうだ。何と、アマゾンのベストセラーリストで一位。
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今回の本は、複雑化を排除し、いかに正しい意思決定を行うのか、にフォーカスを当てている。本当に重要なポイント、数少ないわずかなポイントを探し出し、それだけに努力を集中することでシステム全体に変化を起こすことができると、著者のゴールドマン博士は主張されている。

確かに、大前研一氏も、問題解決実践法の中でも、本質的な原因を見出す重要性について、次のように言っている。


経験上、ほとんどの場合は、5割以上のウェートを持っている本質的問題=原因は、一つか二つしかありません。たくさん問題がありそうに思えたとしても、一つの本質的問題を原因として起きた「現象」が、いろいろなかたちで出てくるだけなのです。

私が伝えたいメッセージは一つ。これからは、国民一人一人、従業員一人一人、国の指導者も経営者それぞれが、常に「なぜ」「これはなぜなんだ」と問題の本質を問うていく姿勢が重要になったということです。「考える力」は先天的な能力だとよく勘違いされますが、そうではありません。訓練すれば誰でも身につけられる後天的なものです。

現象にとらわれず、自ら本質的な問題を見つけ、回答を作り、対処していかなければならない世の中になりました。「問題解決者」だけが、これからの大変化の時代においても自ら道を切り開き決然と前へ進んでいけるのです。自分の未来は自分で切り開こうではありませんか。そして、今の企業や日本を変える人材になろうではありませんか。


いずれにせよ、「ザ・ゴール」シリーズを全巻持っているファンの一人としては、今回の新刊は絶対に購入しておきたい本の一つで、早速アマゾン上で「ほしいものリスト」に追加しておいた。ちかいうちにまた、三本木先生からいろいろな話が聞けることを楽しみにしています。

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50.jpg今日のセールスマネージメントのクラスは、ゲスト講師として、ウィットラック教授が登場。ウィットラック教授は、MBAを教える教授達の中でも、最も人気 の高い教授の一人で、その軽快でユーモアに溢れた語り口、クラスの内容の濃さと面白さから、多くのファンを抱えるクラスだ。先生が教えるクラスは、履修開 始から数分で埋まってしまうほどの人気だ。

なぜウィットラック先生が登場したのかというと、このセールスマネジメントのクラスの唯一の教材である「TACTICS OF EVERYDAY LEADERSHIP (日々のリーダーシップ戦術)」の著者が、ウィットラック先生だからだ。

今日のクラスでは、これから読み進める「TACTICS OF EVERYDAY LEADERSHIP (日々のリーダーシップ戦術)」のいくつかのコンセプトを紹介し、解説してくれた。


リーダーシップのスタイルについて

最初に大切なのは、自分がどのようなリーダーシップのスタイルを持っているのかを、理解することだ。結果重視かどうか、そして事実と人間関係のどちらに重きをおいているのかの二つの軸で分けてみると、4つのスタイルが出てくる。

プーさんは、人間関係はよいものの、結果を出すことができない。フレディは、結果と実績だけを重視するあまり、人間関係をおろそかにしてしまい、リーダーとしての力を発揮できない。ロボットは、人間関係を築くこともできなければ、結果を出すこともできない。最もよいのはもちろん、スーパーマンで、スーパーマンは人間関係を保ちつつ、高いパフォーマンスを出すことができる。

自分がどこにいるのかを認識することができれば、改善することができる。
leadershipstyle.jpg
また、リーダーシップというのは決して一義的なものではなく、対象によってアプローチを変えなければなないとのこと。通常、自分がアプローチする対象は、

Love Group (自分のことを好きな人たち)、
Swing Group (どちらでもなく、状況に応じて変わってしまう人たち)
Hate Group (自分のことが嫌いな人たち)

の3つに分けることができる。そして、リーダーシップのアプローチは、アプローチする人がどこのグループに属しているのかによって、変えてゆく必要がある。


ウィットラック先生は、いろいろなシチュエーションを例に挙げながら、これらのコンセプトをユーモアを交えて説明された。


僕 「このマトリックスを使って分類してみると、さしずめ私はプーさん、社長はフレ・・・」

社長(妻) 「何!?(怒)」

僕 「ヒーィ (やっぱり!!)」
花々しく、リニューアルを迎えたマリオットスクールショップが、今セメ限りで閉店することになった。


事件は、2週間ほど前に起きた。

次のセメスターの履修登録日の翌日、MBAラウンジに顔を出したら、一緒にショップのクラスを履修しているアンディーが話しかけてきた。

アンディー 「おいケンジ、次のセメスター、マリオットスクールショップのクラスに登録したか?」

僕 「いやまだだけど。・・・というか、同じ時間に人気クラスのCrucial Conversationが入ってるんだよね。」

アンディー 「そうか・・・。実は今二人しか登録してないらしくてね。もちろん、俺は登録してない。」

僕 「ええっ!?」


僕は別にいやではなく、深く考えずにCrucial Conversationを履修したのだが、聞くと、今履修している生徒の多くは、もうウンザリ、という雰囲気らしい。


その翌日のショップのクラスは、明らかにダークなムードだった。

ディッシュマン教授 「今日は大事な話がある。次のセメスターで、たった二人しかこのクラスを履修していない。これは由々しき事態だ。どうすればいいか、この場で話し合おう。」

いろいろ話し合った結果、時間を別にずらせば、9割の生徒は履修をする、という話にまとまった。教授はほっと一安心したことだろう。



しかし、一週間が過ぎた今日、再びフタを開けてみると・・・ほとんど履修する学生の数が増えていなかったらしい。(というか、僕もその一人なのだが。汗)

ディッシュマン教授 「今日は悲しい知らせがある。このクラスが、最低履修人数の12人に満たないため、次のセメスターの続行は不可能になった。残念だが、今回のセメスター限りで、ショップは閉店だ。その後のことは、これから調整するが、どうなるか今はよく分からない。」

ヒー!!

履修は急がなくてもいいだろうと思って、のんびりしている間に、とんでもない事態になってしまった。このショップは、数年前に学生が始めたプロジェクトで、マリオットスクールの誇りを培うための、大切な活動だったのだが・・・。


今回のことは、コミットメントということについて、深く考えさせられた。BYUマネジメントソサイエティも同様だが、このクラスのように、お金がまったく関与しないプロジェクトの場合、参加する人間のコミットメントをどのように引き出し、維持するのか、というのは、本当に難しい問題だと思う。

こういう時にアンカー(錨)となるのは、ミッションやビジョンの実現、人々への貢献など、メンタルなリワードなのだが、そういったものを共有し切れなかったところに今年のショップの失敗があったのではないだろうか。

去年の卒業生達は、のらりくらりとはしていたが、皆で和気藹々と楽しそうにこのクラスを運営していた。僕もそれに惹かれて履修した人間の一人なのだが、今回はそのような雰囲気になることはなく、そのまましぼんでいってしまった格好だ。


ディッシュマン教授 「という訳で、これ以上セールスはかけないで欲しい。今後だが、私が出張に出かけるので、今後2週間はクラスは休校。そのあと、Peer Evaluationをして、パーティーを開いて、そしてこのクラスはお終いだ。」

そう言ってしめくくった教授はなんだか寂しそうだった。

皮肉にも、スタッフ用のポロシャツがようやく出来上がって、クラスの後に一人ひとりに配布されたが、もちろん誰一人として喜ぶ人間はいない。もう着る機会はないのだから・・・。

変革を成功させる鍵

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きつい、きついと苦しんでいたLeading Changeのクラスも、気がつけば後半に突入して、大方のアサイメントも終了していた。今日のアサイメントは、Brien Palmer という人物が書いた、Overcoming Resistance To Change (変革への抵抗を克服する)という記事。

この記事の中で、同氏は、変革に失敗する理由の大方が、技術的な問題ではなく、人にまつわる問題だ、と指摘した上で、(1)組織や個人が変化に対してどれだけの許容度があるのか、(2)変化に対してどれだけ準備できているのかを自問することが重要だと主張している。

彼が提唱しているChange Model は、ジャクソン教授のクラスでも紹介されていた有名なものらしく、たしかにポイントをよく説明していて面白い。コッター博士のLeadgin Change Modelと合わせて考えると、多くの共通点があるのも興味深い。


chengemodel.jpg1.変革を導く

変革を起こすためには、変革の中心になっている人物やチームに、十分なリソースや、経営層からの手厚いサポートを提供することが重要である。これらのサポートは単なる言葉だけでなく、行いで示す必要がある。


2.必要を作り出す

なぜ変革が必要なのか、組織の中で幅広くその機会と脅威を、データ、具体例、様々な要求、また診断などによって知らしめる必要がある。これらの必要性は、抵抗をしのいでいる必要がある。


3.ビジョンを作り出す

変革が行われた後のビジョンを作り出す必要があるが、これらのビジョンは、明確で、論理的で、広く理解され、共有される必要がある。


4.コミットメントを作り出す

変革を成功させるためには、変革の鍵となる構成員から変革のためのつよいコミットメントを引き出さなければならない。


5.進捗をモニターする

一度変革が始まったら、それらの進捗を定期的にモニタリングし、評価しなければならない。評価指標は、説明責任を十分果たすことのできるものでなければならない。


6.プロジェクトを完了させる

一度プロジェクトがスタートしたら、それらは完了されなければならない。そのために必要なスキルや学習事項は、組織の中に広めておく必要がある。


7.変革を定着させる

ITや業績評価の手法、監査など、適切なマネジメントスタイルは変革を強め、定着させるための錨となる。



このご時勢、どこへ行っても変化、変化、変化である。先のGeneral Conferenceでも、President Monsonのトピックの一つは変化への対応だった。僕自身も、先の見えないこの時代を、柔軟に対応できるマインドとスキルを伸ばしておきたいものだ。

けんさんの誕生日

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土曜日の夜に、34才を迎えたけんさんの誕生日会を、けんさんの弟のゆう君のおうちで開催。この誕生日はサプライズで、1週間ほど前から指令を受けていた我々は5時半に集合し、ヒーロー(けんさん)の登場を待っていた。

KYな僕は、堂々と車を家の前に駐車していたら、ケニーに怒られてしまった。

けんさんは6時過ぎに登場。驚きようが面白かった。パーティーには、日本人家族のほか、アメリカ人夫婦のカルブ君夫妻と、アルゼンチン出身のクラスメイト、ネルソン・ジビック家族、そして台湾人のクリスチャン家族も参加。楽しい時間を過ごした。

会の後半は、お約束のフーズボール大会。僕は予想通り、ボコボコにやられ、一勝しかできなかった。「滅びの呪文、バルス!」を連発するヒロ君に負けたのは、さすがにまいった。腹がよじれて死にそうだったが。

けんさん、誕生日おめでとうございます!

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先日、社長(妻)とあのお方、そしてあのお方の弟、天才ヒロ君とブログについて話していた。あのお方のブログは、一日に300人近くが訪れ、月に1万ヒット近くある驚くべきカリスマブログである。(あれだけ面白ければ当然か。)

逆に、僕のこのブログは、Page Viewは100前後あるものの、実際に訪問しているのは30人前後で、いまだかつて、コメントなるものを貰ったことがないマニアックなブログだ。


あのお方 「わたしねぇ~、あんたのブログ、コメントまったくないけど、隠れ読者が結構いるんじゃないかと思うんよ。」

社長(妻) 「そういえば、うちの母親も心配してたわよ。友達いるのかしらって・・・」

僕 「・・・・・・。」


ヒロ君 「いや、っていうか、コメントできないですよ。コメントしようとするとユーザー名とパスワードを毎回聞いてくるんで、何かに登録しないとコメントできないようになってるんですよね?」

僕 「は?」


自宅に帰って設定を見てみると、「ブログで承認されたコメント投稿者のみ」投稿可能になっていた。つまり、僕が設定で事前登録した人だけがコメントを投稿できるようになっている。もちろん、そんな奴はゼロだ。

フー、これで謎はすべて解けた。だから、どうしても返信したくて我慢しきれなくなった人たちが、時々メールで返事をくれていたのか!!

いや、ヒロ君、気づかせてくれてありがとうございました。設定は先ほど変更しておきました。まあ、卒業まではと半年を切ったところで気づいたのがミソですが。(あ、決してコメントを残すことを皆様に強要しているわけではありませんので、あしからず。)


しかし、これでコメントがまったくこないようだったら、そのときは本当に友達がいないということに・・・・ギャース!

僕らが住むWymountの近辺に、たくさんの歩行者やパトカーをたくさん見る日は、だいたいアメリカンフットボールの試合がある日だ。今日もその日で、学校に行く途中、スタジアムに向かって歩く、たくさんの人を見た。

最後の数ヶ月なので、やり残しのないようにいろいろな活動に首を突っ込んでいる我が家だが、BYUのスポーツだけは完全にミスっている。

本当なら、セメスターの始めに、オールパスのチケットを購入していたはずなのだが、多くの人がアクセスしすぎて、アクセスエラーで購入できず。オフィスと交渉すれば、きっと購入できたのだろうが、そうこうしているうちに奏(かなで)の流血事件が起こり、チケットの購入費用は病院の治療費と消えてしまった。

アメリカ人のアメフトにかける情熱はものすごくて、ちょっと僕には理解できない。が、BYUのサイトに掲載されていた写真を見ると、一度くらいは行ってみたいと思った。

以下、写真をいくつか抜粋。アメフトはルールすら分からないが、こりゃ楽しそうだ。


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11月5日、長きに渡って繰り広げられた、世界最高権力の座ともいえる、アメリカ合衆国大統領選挙の戦いに、初の黒人候補であるオバマ上院議員が終止符を打った。

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この日は、クラスに出席すると「I Voted」の赤いバッジをつけたクラスメイトを何人も見た。上の図を見ても分かるとおり、ここユタ州は保守共和党の牙城であり、多くの人はマケインに投票したのだが、結局は前評判通り、オバマ氏がリードを守りきり、大統領に選出されることになった。

このオバマ氏は、黒人と白人のハーフであり、ハーバードロースクールで博士号を取得しているものの、州議会議員の他は上院議員1期のみで、政治経歴は例外的に短い。

通常なら懸念要因になるようなバックグラウンドも、、外交ではアフガニスタンでの戦争が泥沼化し、経済では、サブプライム問題に端を発した金融危機により、大恐慌以来ともいえる行き詰まりを見せるなど、混迷の最中にいるアメリカにとっては、変革のリーダーとして映ったようだ。

実際、しがらみのない彼は、多くの面で他の候補者達とは違ったが、その一つが政治献金。従来の選挙では、企業や団体からの大口の献金に頼って選挙戦を展開してきたが、オバマ氏はネットを通じて、彼の政治理念に賛同する人に、5ドル、10ドルといった小口の献金を呼びかけ、9月1ヵ月間にオバマが集めた献金は150億円に上ったという。


最後に、最も有名なオバマ氏の演説の抜粋を掲載しておきます。

There's not a liberal America and a conservative America-there's the United States of America.There's not a black America and white America and Latino America and Asian America; there's the United States of America.

リベラルのアメリカも保守のアメリカもなく、ただ“アメリカ合衆国”があるだけだ。黒人のアメリカも白人のアメリカもラテン人のアメリカもアジア人のアメリカもなく、ただ“アメリカ合衆国”があるだけだ

この地球に暮らす一市民の僕としては、彼がこの一致を呼びかけるメッセージをアメリカだけでなく、世界にも広げてくれることを願うのみです。

MTCでアルバイトを始めた話

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社長(妻) 「ちょっと~、ホントにどうすんのよ。このままじゃ、帰国するお金もないわよ。」

プロボに戻ってきてから、幾度となく言われ続けたこの言葉。わが社(家)は、生活費を大学からのローンを組んで賄っているものの、家族4人で暮すにはやはり十分ではなく、赤字経営が続いていた。

留学する前は数百万あった貯金も、気がつけば数十万に減っており、私費留学の恐ろしさをまざまざと経験することになった。

仕事と言っても、大学でできる仕事の多くは、便所掃除やカフェテリアの店番など、日本円換算で、時給800円程度のものが多く、MBAに来てまで、そんな仕事をするのは何とか避けたいなぁと思いながら、10月も半ばになってしまっていた。


そんな時、救いのメールが僕のところに届いた。

Needed: Japanese natives speakers for positions available at the MTC
(ネイティブの日本人求む!MTCにてポジションあり)

MTCというのは、Missionary Training Centerの略で、ここでは常時約2000人の新米Missionary たちが、何十カ国もの言語を学んでいる。ケントデリカットや、タッドバッジ氏も、最初にここで日本語を学んだ訳だ。

内容は、日本語の教材を作るための俳優のポジションだった。


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社長(妻) 「あんたねぇ、30過ぎにもなって、Missionaryの俳優ってのはないんじゃないの?」

社長(妻)になじられつつも、便所掃除よりましだろうと、オーディションに参加してみることにした。


オーディションに行くと、BYUで言語学のマスタープログラムにいるという、MTCのトレーナーであるセス・ロビンソンさんが出迎えてくれて、他の二人の応募者と一緒に、2時間くらい、演技の試験(?)を受けた。

二日後にセスさんからメールで連絡が来たので読んでみると、俳優ではなく、製作チームのメンバーとして働いて欲しいという。二つ返事で返答し、数日後に面接と筆記試験を受けて、ようやく採用が決まった。


ここからが面倒だったのだが、留学生がアメリカで働くためには様々な制限があり、Social Security Numberなるものを取得し、いろいろな書類を提出しなければならない。MTCの採用課、International Office、Social Security Officeをぐるぐると回った挙句、ようやく書類を書き終えることができた。

そういうわけで、これから卒業までは、週19時間、MTCで働くことになった僕。


社長(妻) 「本当によかったわねぇ、俳優じゃなくて。あんたみたいなおっさんMissionary、絶対におかしいわよ。」

僕 「・・・・・・」

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今日、ネットの海を泳いでいると、偶然MITのスローン校でMBAを取った人のキャリアについてのエッセイ?を見つけた。「小杉俊哉のポジティブキャリアのすすめ」という記事で、もがき苦しみながらキャリアを築いてゆくその等身大の内容に、ものすごく好印象を持った。

この小杉さんは、自身が努力しがんばる理由に、次のようなことを書いている。


前回書いたように、普通では考えられないような英語の成績で 入学を許可された。なにかの間違いかラッキー以外の何物でもないとも思った。案の定、最初の学期は考えられないようなひどい成績を取る羽目になった。しか し、たとえ間違いでも、ラッキーでもなんでも入ってしまえばなんとかなるものだ。というより、人間は本来与えられた環境でなんとかしようとするものだ。そ こで苦しめば苦しむほど、それを克服したときに他の人より多くのものを得ることができるのだと思う。

何より、自分が許可された学校に、そしてビジネススクールにどんなに行きたくても行くことが出来なかった多くの人たちのことを考えると是が非でも、自分に 与えられた幸運を活かさないわけには行かないと思っていた。途中で挫折したら彼らの立つ瀬がないではないかと思った。これを、裏付ける言葉をずいぶんあと になって知った。娘の幼稚園の入学式で、その学校の関係で上智学院理事長の山本襄治神父から、お話を伺った。その中に次のような言葉があった。

「選ばれた者とそうでない者との差の小ささ、偶然性を考えると、
選ばれた者はそのチャンスを全うする道義的責任がある。
選ばれた者はそのチャンスを見事に、完全に生かさなければならない」


この話に足すべき言葉はないが、あえて言うと、入学したときはこの上もなくありがたがっても一旦入学してしまうと、つい受かった時の感激を忘れてしまいが ちだ。しかし、実際は受かった人間と落ちた人間の差は本当にわずかだ。さすれば、受かった人間はせっかくの機会を生かし切らなければ、入りたくても入れな かった人達に申し分けないではないか、ということであろう。

もちろんこれは幼稚園に限ったことでもなければ、学校に限った話でもはなく、すべてのことに当てはまる。我々が何か成しえた裏側には実に多くの人の思い や、ひょっとしたら犠牲の上に成り立っている、ということを忘れてはいけないということだ。この言葉は、その後私の座右の銘となった。


BYUは小杉さんの卒業したMITのような、超一流のトップ校ではないが、それでも彼の言葉は、自分に与えられた機会というものに対する認識を新たにするのに十分なものだった。

人生というのは、こうしたほんのちょっとしたものの見方の違いで、大きな差ができるものだ。小杉さん、すばらしい言葉をありがとうございます。

ボストン最終日

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日曜日まで続くキャリアフォーラムの最終日、午後から3人で教会に行こうと思い、待ち合わせの時間になるのを会場のテーブルで待っていると、横に座っていた髪の黒い外人が、関西弁で話しかけてきた。名前はマットだという。

僕 「どこから来の?」

マット 「ユタ。」

僕 「ええ!?」


聞くと、ユタ大学の学生とのこと。宣教師として5年前に広島に行き、復学後は関西外語大学に一年間交換留学もしていた。結婚もしていて、奥さんは大阪の人だという。GEでインターンシップが取れそうだ、という彼の話を聞聞きながら、よく考えてみると、ボストンキャリアフォーラムに参加しているアメリカ人の多くは、日本で働いた元宣教師たちの可能性が非常に高いと思った。マット君いわく、

「日本語が話せるアメリカ人は、基本的に2種類しかいない。ケントデリカットさんのように日本で働いた帰還宣教師か、アニメ好きのオタクかだ」

とのこと。なるほど。

すぐに意気投合し、一緒にタクシーで教会の集会に行くことになった。世界は狭いものだ。


古い工場を改装した建物を借りている、というボストンの教会は、大変雰囲気があって、面白かった。10年以上昔に大学生をしていたという、御木本Bの知り合いが二人いたことには驚いた。また、僕の横に座っていた白人の人と集会後に少し話をすると、BYUの卒業生で、今はMITのスローン校でMBAを取得中とのこと。

やっぱり世界は狭いものだ。


4時前に空港に行き、5時のフライトでソルトレークに戻った。帰りの飛行機は連日の疲れがどっと出て、爆睡。プロボまではケニーが迎えにきてくれていた。ケニー、疲れているのに本当にありがとう。

いろいろな出会いや再会があったボストンの日々でした。

ボストンで義理の弟に会った話

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金曜日から始まったボストンキャリアフォーラム。このフォーラムの二日目の夜に、BYUハワイ校に留学している義理の弟のゆーぞーと食事に行った。彼は、卒業までまだ2年ほどあるのだが、インターンシップを探しにフォーラムに来ていた。スカイプ等で、ちょくちょく話はしていたものの、直接会うのは一年半ぶりだった。

僕とゆーぞーはいろいろ共通点も多く、最後に会っていた時期は、お互い留学準備をしていたときで、難民キャンプと冗談半分に呼ばれていた社長(妻)の実家に、マスオさん一号、二号として、一緒にお世話になっていた(⇒お義父さん、お義母さん本当にありがとうございました)。

社長(妻)に絶対的な服従を誓っている僕でさえ驚くほどの愛妻恐妻家で、正直、彼以上に優しい男を探すのは難しいと思う。子供たちも本当によくなついていて、遠く離れてしまっているのが残念なくらいだ。


一緒にクインシーマーケットに行き、タイ料理を食べた。3時間くらいいろいろは話をしたのだが、一緒に苦労を共にしてくれいていることについて、何度も社長(妻)の妹である奥さんに感謝の言葉を口にしていた。

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びっくりしたのが、彼らの一週間の食費。家族3人で、週20ドル(2,000円)だという。ハワイよりもずっと物価が安いユタでも、週20ドルで暮すのは至難の業だ。我が家も私費留学でそこそこサバイバルライフを送っていると思ったが、上には上がいるものだ。

ゆーぞー 「みのちゃんがね、余りものの野菜とかで、本当によく工夫してくれて、何とか生活できてるんだ。本当に感謝しているよ・・。」

僕 「・・・(涙)」


ゆーぞー、留学生活頑張ろうな。きっと、明るい未来が待ってるよ。


プロフィール


明治大学政治経済学部卒業。帝人グループを経て、現在ブリガムヤング大学経営大学院マリオットスクールMBAプログラムに在籍。上司であるCEO(超・偉い・奥さん)と、新入社員(子供)二人の4人家族。 このブログは、まだ小さな2人の子供たちに、将来本にして贈るために書いています。


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