東京大空襲とIT Management

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MBAのクラスのことでこれだけ感情的になったのは初めてのことだが、ことが分かったのは、昨晩のこと。けんさん、ケニーと話していて、先日のIT Management のクラスのことに話題がのぼった。

けんさん 「そういえば、この間のIT Management のクラスで見たビデオ、あれはないよね。」

ケニー 「まあ、確かにね。クラスの後、僕のところにもマネアが来て、あの内容はどうなのか、と話しにきたよ。」


何の話なのか見えなかったので、よく聞いてみると、IT Management のクラスで、東京大空襲のビデオを見たのだという。

先日のクラスのトピックは、分析力を駆使した企業が競争優位を生み出すことができる、というものだったのだが、教授が分析力を駆使して成功を収めた「よい事例」として、アメリカ軍による東京大空襲のビデオを使ったのだ。


IT Management のクラスは必修科目なのだが、僕がいたSection1のクラスでは、時間がなくなったためか、このビデオクリップは見ることはなかった。しかし、けんさんとケニーが出たSection2では、「予定通り」、教授はこのビデオクリップを使ったようだ。


しかし、ふざけている。

教授には悪気はないのだろうが、こういうところに、アメリカ人が潜在的に持っている傲慢さが見え隠れしているような気がしてならない。

10万人以上の大虐殺を、分析の成功例として提示する感覚のおかしさ、またそれを日本人が出席しているクラスで堂々と見せる無神経さ。絶対におかしいと思う。だいだい、分析の成功例を見せるビデオが欲しいなら、他にもいくらでも例はみつかるはずだ。

第二次世界大戦の戦争に、100%の正義なんてものはどの国にもない。日本には日本の言い分があり、アメリカにはアメリカの言い分がある。また、日本が中国や韓国に対して行ってきた様々な行為も、決して許されるものではない。

だからこそ、戦争について語るときは慎重にならなければならないのに、こういうビデオを無神経に使うところに、アメリカ人が潜在的に持っている正義のあやうさ透けて見えるように思う。


けんさんとケニーの話だと、ビデオでは日本の地図や、B-29がナパーム弾を落下する映像が流れていたらしいのだが、落下したナパーム弾の下が、一体どんなことになっているのか、そんなことも教授が想像できなかったのかと思うと、ひたすら悲しい。


焼夷弾のため、炭化してしまった死体。心から冥福をお祈りしたい。
tanka.jpg
とにかく、この件は絶対に見過ごすことは出来ない。けんさんと相談して、絶対に教授に抗議しに行こうと思う。



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    明治大学政治経済学部卒業。帝人グループを経て、現在ブリガムヤング大学経営大学院マリオットスクールMBAプログラムに在籍。上司であるCEO(超・偉い・奥さん)と、新入社員(子供)二人の4人家族。 このブログは、まだ小さな2人の子供たちに、将来本にして贈るために書いています。


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