accenture ─IT時代のChenge Managementの使者
Leading change in Tech environmentのクラス。前回はアップルからのゲストスピーカーだったが、今回はaccenture からのゲストスピーカーを招いての講義だった。アクセンチュアは、米国のトップ監査法人だったアーサー・アンダーセンのコンサルティングを担当するグループ会社、アンダーセン・コンサルティングとして誕生している。しかし、コンサルティング事業の推進をめぐり、アーサー・アンダーセン本社との関係が悪化し、2000年に独立。“accent”と“future”(accent on future)の造語であるaccentureを新会社名として新しいスタートを切った。
アクセンチュアは、コンサルティング会社と標榜しているが、マッキンゼーなどの戦略系と大きく異なるのは、IT/システム系設計・開発・運用システムインテグレーション事業が大きな割合を占めており、戦略の立案と、ITによるインプリを得意としている。企業のコンセプト、”high performance delivered”は、広告に出ているタイガーウッズと共によく知られている。
アクセンチュアからは5人のメンバーが来ていたが、前回のカジュアルなアップルと比較して、皆いかにも頭のよさそうなビジネスエリートといった雰囲気で、やはり企業によってカルチャーが随分違うのだと思った。
今日の講義は、ナレッジ・マネジメントについてのアクセンチュアの方法論の紹介だった。
ナレッジ・マネジメントは、企業で働く個々人が持つ知識やスキルを、組織全体で共有し、競争力の源泉にしよう、という取り組みだ。通常なら、スキルや知識を持つ個人が会社を辞めてしまうと、それらのスキルや知識はそのまま失われてしまうのだが、組織としてそれらのナレッジを共有することによって、ナレッジが会社から流出してしまうのを防ごう、という訳だ。
以前、僕の上司だった日本総研出身の山口さんが、企業が高額なフィーを払ってコンサルティング会社にプロジェクトを依頼する理由について、それらのコンサルティング会社に蓄積されたノウハウや方法論の対価だ、と説明していたが、なるほど、それは確かにそうなもかもしれない。
講師を務めたパートナーの人も、今日のスライドとプレゼンテーションは、アクセンチュア社内のナレッジマネジメントのシステムの中にあったディズカッションや資料から方法論を抜粋し、チームでディスカッションを数回して作り上げた、と言っていた。
クラスの後半では、アクセンチュアが社内で実際に使っているナレッジマネジメントのためのポータルサイトを見せてくれて、非常に参考になった。ナレッジマネジメントの最大の課題は、それを実現するシステムそのものではなく、それらを効果的に使いこなすための人々のマインドなのだが、アクセンチュアのポータルサイトでは、過去のプロジェクトで使ったプレゼンテーション資料やエクセルのシート、議事録などが参照できるようになっていて、非常に興味深かった。
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