キャリアについて考える ─『外資系トップの仕事力』より

|
book2.jpg先日、仕事帰りに本屋に立ち寄った。本当なら別の本を探しに言ったのだが、本棚にあった『外資系トップの仕事力』が、俺を買え!とメッセージを語りかけていた(ように感じた)ので、迷わず購入。非常に面白かった。

この本は、GE、マッキンゼー、コカ・コーラ、オラクル、ルイ・ヴィトンなど、世界から認められた経営トップが、いかに自分を磨きキャリアを築いていったのか、12人が、自身の仕事観とキャリア観を語っている。

12人のうち半数くらいはMBAの卒業生で、そういった意味でもとても面白かったのだが、12人が語る内容に共通点が多かったことも考えさせられた。例えば、キャリアの半分は、偶然や人との出会いがきっかけだったことや、目の前にことに全力を尽くすことの重要性を説いているととなど、多くの人が同じメッセージを伝えていた。下記がそれらのメッセージの抜粋。



キャリアというと、普通は出世とか、資産形成とかをイメージするのかもしれない。いろいろ軸はあると思うんですが、やぱり僕は何に貢献するのか、ということを考えて欲しいと思う。その一番は、やっぱり社会に対して、だと思うんですよ。となれば、社会に貢献していく過程で、どんなことを自分は心地よく感じるのか。どんなことをして、その時間を過ごしたいのか。それが僕はポイントだと思う。貢献こそ生きがいに繋がるんです。だからこそ、仕事キャリアは、心地よいキャリアになるわけでしょう。逆に言えば、心地いいことは何かを自分が見つけないと、キャリアは生まれないとも言える。

新宅正明
日本オラクル(株)代表取締役社長


ただ私は、ポジションとか報酬とか、そういうものを目的に仕事をする、あるいは成果を出すというのは、おそらくは正しくないと思っています。そういう発想をすると、スケールが小さくなってしまう。オムロン時代、ある上司から言われた言葉がずっと印象に残っています。神様か仏様かわからないが、公衆の正義みたいなものがあって、それに基づいて瞬間瞬間一生懸命やっていれば、必ず誰かが見ていてくれる。助けが必要なときには、必ず助けてくれる。だから、それを信じて一生懸命やればいいんだと。瞬間瞬間の最善の努力で道は開けていくんだ、と。

ほんの一部の天才を除けば、人間の能力の差なんて、高が知れています。要は全力を出し切れるかどうかなんです。

山中信義
日本エマソン(株)代表取締役社長


もう一つは、与えられた運命の中でベストを尽くすということです。逆説的ですが、ある意味、選ばない。私にしても、転機はすべて人との出会いなんです。・・でも、人との出会いは計算してできるものではないんです。だから、常に努力しておく。人脈も作る。そして努力したら、あとは運命だと考える。一生懸命やっていれば、必ず何かが起こります。

藤井清孝
ルイ・ヴィトン ジャパン CEO



ブックマークはこちら

Powered by SEO対策


  • 留学生活の総括 ─ BYU、そして僕にとってのMBAとは何だったのか?
  • 社長(妻)への感謝
  • 子供達へのメッセージ
  • お世話になった一人ひとりへの感謝
  • MBAライフ最良の日 Part.2 ─ Marriott Schoolの卒業式
  • MBAライフ最良の日 Part.1 ─ BYUの卒業式
  • MBAのすべてのアサイメントが無事終了
  • 息子達とBYUを散歩する
  • MTCの打ち上げ
  • その他のファイナルプロジェクト

  • プロフィール


    明治大学政治経済学部卒業。帝人グループを経て、現在ブリガムヤング大学経営大学院マリオットスクールMBAプログラムに在籍。上司であるCEO(超・偉い・奥さん)と、新入社員(子供)二人の4人家族。 このブログは、まだ小さな2人の子供たちに、将来本にして贈るために書いています。


    BYU MBA日本人会公式サイト↓


    累計: 検索エンジン登録
    本日: SEO対策
    昨日: メール配信   アクセスアップ

    Powered by Movable Type 4.01