人生が出す問いに答える ─ヴィクトール・フランクルの言葉

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s-080204h.jpg仕事の昼休み、昼食を終えてオフィスに戻ろうと渋谷の東口を歩いていると、珍しいことに子供向けの本屋を発見。息子の瞬と奏に何かいい絵本があるかもしれないと思い、立ち寄ってみた。

「ちえの木の実」というこの本屋は、とても落ち着いた雰囲気で、渋谷の喧騒を忘れさせてくれる、不思議な時間が流れていた。フラーっと奥へ行くと、大人向けの本が並べてあり、マザーテレサや神谷美恵子の本と、ビクトル・フランクルの著書が置いてあった。


ヴィクトール・フランクルは、1905年ウィーンに生まれた精神科医で、第二次世界大戦中、ユダヤ人であるが為にナチスによって強制収容所に送られた。極限的な体験を経て生き残り、心理学の新しい境地を切り開いた人物として知られている。


18_3.jpg僕とビクトル・フランクル博士との出会い(もちろん実際に会ったわけではない)は、コヴィー博士の著作である『7つの習慣』に彼の人生が紹介されていたことに遡るのだが、その後、『夜と霧』を読んだ。数年前、ある雑誌に引用されていた彼の言葉を読んで衝撃をうけたのだが、ふと手にした『それでも人生にイエスと言う』のあるページに、その言葉が載っていたのを発見。即購入した。

これが、その言葉。



私たちは、生きる意味を問うてはならないのです。人生こそが問いを出し私たちに問いを提起しているからです。
私達は問われている存在なのです。

それは、ものごとの考えかたを180度転換することです。
その転換を遂行してからはもう、「私は人生にまだ何かを期待できるか」と問うことはありません。

いまではもう、「人生は私に何を期待しているか」と問うだけです。
人生のどのような仕事が私を待っているかと問うだけなのです。

私たちは、人生が出した問いに答えることによって、その瞬間の意味を実現することができます。


先日ネットで、「社会のリソースとしての自分」という言葉を見つけて衝撃を受けたが、このフランクルの言葉も、自分の人生は決して自分だけのものではなく、もっと大きな何かの一部なのだ、と悟らせてくれる。是非この本は、二人の息子たちにも将来読んで欲しいものだ。




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    明治大学政治経済学部卒業。帝人グループを経て、現在ブリガムヤング大学経営大学院マリオットスクールMBAプログラムに在籍。上司であるCEO(超・偉い・奥さん)と、新入社員(子供)二人の4人家族。 このブログは、まだ小さな2人の子供たちに、将来本にして贈るために書いています。


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