第五水準のリーダーシップ ─Good to Great ・ビジョナリーカンパニー2

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4822242633.09.LZZZZZZZ.jpg今更遅い、という話も多分にあるが、林田Bから貸して頂いて、ようやく最近ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則を読み始めた。ビジョナリー・カンパニー の方は、随分昔に購入して読んでいたが、続編もどうせ同じような内容だろうと勝手に思い込んで、まったく読もうとは思っていなかった。

実はこの本、ビジョナリー・カンパニー 2 とは銘打っているものの、実はまったく違う本。英語では、MBAのどこかのクラスでも教科書として使用されているため、ブックストアにも山積みになっていたのだが、まさかあの山積みされていた本がビジョナリーカンパニー2だとはまったく気付かなかった。それもそのはず、英語ではGood to Great というのが正式なタイトルで、どこにもビジョナリーカンパニーの続編だとは書いていない。むしろ、著者によればこの第二作目は、ビジョナリーカンパニーの前に来るべき本だ、ということなので、「ビジョナリカンパニー0(ゼロ)」というのが本来のタイトルではないだろうか。

しかし、この本、激しく面白い。

特に前半で面白かったのは「第五水準のリーダーシップ」という概念。「第五水準のリーダーシップ」とは、企業幹部に見られる5つの水準の最高位の概念であり、この水準のリーダーは、個人としての謙虚さと、職業人としての意思の強さという矛盾した性格を持っているのだという。第五水準のリーダーは、個人としては徹底して控えめで謙虚なのだが、自分が率いる組織が勝利を収めるためにはいかなる努力も惜しまず、困難に立ち向かっていく。

さらに、個人的に非常に感銘を受けたのは、「窓と鏡」と呼ばれる彼らのパラダイム(ものの見方)で、第五水準のリーダーは、成功を収めたときは窓の外を見て、成功をもたらした要因を見つけ出す(具体的な人物や出来事、又は運など)。逆に結果が悪かったときは鏡を見て、(運が悪かったとは言わずに)自分に責任があると考えるのだという。

もちろん、第四水準のリーダーは逆のことをする。

そう言えば、何年も前のオリンピックの柔道で、ある選手が金メダルを逃した時に、当時の山下監督が、「すべて監督である私の責任です」とはっきりと記者に語っていたのを聞いて、非常に感動したのを思い出した。


いや、林田B、素晴らしい本を貸していただき本当にありがとうございました。続きも大切に読ませていただきます。

これが英語版。どう見ても同じ本だとは思えない・・・
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    明治大学政治経済学部卒業。帝人グループを経て、現在ブリガムヤング大学経営大学院マリオットスクールMBAプログラムに在籍。上司であるCEO(超・偉い・奥さん)と、新入社員(子供)二人の4人家族。 このブログは、まだ小さな2人の子供たちに、将来本にして贈るために書いています。


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