HP ─世界の覇権を狙う、総合ITカンパニー

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2日目の朝は、HP(ヒューレットパッカード)。2時間ほどのインフォメーションセッションを用意してくれた。

入り口にて
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落ち着いた、威厳のあるオフィス
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HPは、1939年にウィリアム・ヒューレットとデビッド・パッカードによって設立されたIT企業。元来は計測器メーカーであったが、計測器は1999年にアジレント・テクノロジーへ分割、現在ではコンピュータ関連メーカーとなっている。パソコン、サーバー、プリンタなどで世界的シェアを持つ一方、社員の多様性を尊重した社風"HP WAY"でも知られる。

2006年11月16日に発表した2006年会計年度(2006年10月まで)によると、HPの年間売上高は917億ドルに達し、IBMが発表した2006年度の決算(売上高914億ドル)を抜き、世界第1位のIT企業へと成長している。ただ、IBMがコンサルティングやサービスなどソフト部門へのシフトを加速しているのに対し、HPはサーバーやプリンタなどハード事業の売上を伸ばしていることから、正直に比較することがよい事なのかどうかは議論の余地があると思う。

グローバルなPC事業においては、トップシェアを誇っていたDELLとの激しいデットヒートを繰り広げている。COMPAQとの合併後、しばらくの間、DELLに次ぐ2番手の地位に甘んじていたが、2006年3QにおけるPCの販売台数が世界1位となる。続く4Qも1位を継続中。ここら辺のDELLの落ち込みが原因で、ケビンロリンズ前CEO(BYU MBAの卒業生)は解任に追い込まれたことを考えると、ちょと複雑な気分もする。

業界では、2002年にコンピューター最大手コンパックコンピュータ (COMPAQ) との大規模合併で話題を呼んだが、インフォメーションセッションで登壇したM&A担当の社員の話だと、ここ2,3年で既に40社を買収しているらしく、たまたまその中の最大の案件がコンパックコンピュータ (COMPAQ) の買収だったらしい。

驚いたのは、2006年にHPがリリースして販売を開始したテレビ会議システム「Halo」。インフォメーションセッションの合間に、30分ほどデモを見せて頂いたが、世界中のオフィスを一つにつなぐこのシステムには本当に驚いた。たぶん、近い未来にはこういったシステムが家庭にも普及していることだろう。
fy06-156.jpg 会社の雰囲気は、シリコンバレーの中ではちょっと固めで、6社の中で唯一ネクタイをしている社員の人を見た。HPは比較的BYUが好きのようで、2週間後の2月の上旬にはキャンパスに出向いてJob Interviewを実施する予定。参加した学生達も現金なもので、次のインフォメーションセッション何ぞ知るか、のごとく会の終了後も社員に食らい付いて自己アピールをしていた。(おかげで次のアップルコンピュータのインフォメーションセッションはほぼ全員遅刻)



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    明治大学政治経済学部卒業。帝人グループを経て、現在ブリガムヤング大学経営大学院マリオットスクールMBAプログラムに在籍。上司であるCEO(超・偉い・奥さん)と、新入社員(子供)二人の4人家族。 このブログは、まだ小さな2人の子供たちに、将来本にして贈るために書いています。


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