Google ─世界中から天才を集める、世界最強企業
Google。僕はGoogleのヘビーユーザーで、この会社をこの目でみるために社長(妻)に許可をもらい、このトリップに参加したと言っても過言ではない。どうしても、アメリカにいるうちに、この目でGoogleを見ておきたかった。ちょっと長くなるが、今まで僕が学んだことと、今回のトリップで感じたことをまとめてみたい。
Googleのキャンパス
Googleに向かう道は、土砂降りの雨。僕らがGoogle本社の敷地に足を踏み入れると、そこはまさにワンダーランドだった。道行く人はカラフルなGoogleのコーポレートカラーをモチーフにした傘をさして歩いていて、人種もまばらで、もちろん皆私服。建物の脇にはGoogleバイクなる自転車と簡易バイクが設置されていた。そして中庭には、サンタの帽子をかぶったティラノザウルスの巨大な化石が。・・・ここ、本当に会社か!?
しかし、驚くのはまだまだ早かった。会社ツアーということで社内に立ち入らせてもらうと、巨大な飛行機が天井からつるされていて、至る所にビリヤード台や卓球台、フーズボールの台などが設置されている。カフェテリアは15箇所あり、すべてオーガニックを使用している上、すべて無料。フィットネスクラブ、ランドリー、そして洋服まで無料で支給されている。
もちろん勤怠管理などなく、チームごとにプロジェクトがアサインされていて、恐らくは結果だけで評価されているのだろう。オフィスの仕事場もかなりキテいて、オフィス内に仮設テントのようなものが設置されていて、そこで皆仕事をしている。きくとポジションの高い人も、個人部屋などというものはなく、チームワークを促進するために共同部屋になっているのだという




天才たちの楽園
こういったGoogleのオフィスの特徴を総括して表現してみるならば、「天才オタクの楽園」とでも言えるのではないだろうか。Googleの学歴好きは有名で、Ph.Dを持つ人材を抜群に優秀な人材を世界中からかき集めている。そして彼らに最高の職場環境とプロジェクトを提供することによって、質の高い仕事をしてもらおう、というのがGoogleの意図なのだ。なぜこういったことができるのかと言うと、Googleの創業者のラリー・ページとセルゲイ・ブリンは二人ともスタンフォードの博士課程を経験しており、さらには現在のCEOであるエリックシュミット氏もバークレーで計算機科学の博士号を取得しているため、エンジニアという人たちの気質や立場、感情が痛いほど分かるからだろう。
最近では入社を希望する人が世界から殺到しているようで、正面玄関からの入社はかなり厳しくなっているらしい。ディナーでGoogleのマネージャーからケニーが聞いた話によると、最も採用される可能性が高いのは、やはりコネ入社で、Googleの社員と個人的な友好関係を築き、ターゲットの部署の人にResumeを転送してもらうのがよいとのこと。
Googleのミッションとビジネスモデル
Googleは「世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすること」という途方もないミッションを掲げているのだが、実際にどのように収益を上げているのか、知っている人は多くないと思う。実はGoogleの収益のほとんどは、アドワーズと呼ばれる、広告ビジネスから成り立っている。このアドワーズは、簡単に言うと「キーワード」を入札方式で欲しい人に販売しているのだ。
例えば、「自動車保険」というキーワードをGoogleで検索してみると、次のように表示される。
この中で赤で囲っているところがGoogleのキャッシュポイントで、誰かがこのどれかをクリックすると1,500円前後がGoogleに落ちる仕組みになっている。海外の人気キーワードになると、ワンクリック5,000円以上になるものもあるらしい。
驚くべきことに、このビジネスモデルは完全に自動化されており、キーワードを購入してアクセスアップを図ろうとする個人や企業はシステムにアクセスし、勝手にお金を落とす仕組みになっている。もちろん、キーワード購入者のターゲットは、世界中のGoogleユーザー達で、彼らはGoogleのサービスを使うたびにスポンサーリンクをクリックして、Googleの売上に寄与していることになる。Googleはこのアドワーズを中心に、2007年度は約一兆円売上を上げたのだから、まさにモンスターだ。
Googleのサービスとその意図
アドワーズ事業で莫大な収益を上げるGoogleが提供するサービスの多くは無料で提供されている。これらのサービスは、前述した「世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにする」というミッションに従って提供されている。現在では圧倒的なシェアを誇る様々な検索機能のほか、Gmail、オンライン上で使えるワード、エクセル、プレゼンテーション、アクセス解析、画像管理、ブログ、地図ソフトなど、ますますその境界線を広げている。面白いのは、これだけ社内に天才を集めてるのに、Googleが提供しているサービスの多くは買収した企業のものが多い(最近ではYoutubeを約2000億円で買収したことでも有名)。本当にWebの世界というのは奥が深いものだ。
Googleのキャンパス
Googleに向かう道は、土砂降りの雨。僕らがGoogle本社の敷地に足を踏み入れると、そこはまさにワンダーランドだった。道行く人はカラフルなGoogleのコーポレートカラーをモチーフにした傘をさして歩いていて、人種もまばらで、もちろん皆私服。建物の脇にはGoogleバイクなる自転車と簡易バイクが設置されていた。そして中庭には、サンタの帽子をかぶったティラノザウルスの巨大な化石が。・・・ここ、本当に会社か!?
しかし、驚くのはまだまだ早かった。会社ツアーということで社内に立ち入らせてもらうと、巨大な飛行機が天井からつるされていて、至る所にビリヤード台や卓球台、フーズボールの台などが設置されている。カフェテリアは15箇所あり、すべてオーガニックを使用している上、すべて無料。フィットネスクラブ、ランドリー、そして洋服まで無料で支給されている。
もちろん勤怠管理などなく、チームごとにプロジェクトがアサインされていて、恐らくは結果だけで評価されているのだろう。オフィスの仕事場もかなりキテいて、オフィス内に仮設テントのようなものが設置されていて、そこで皆仕事をしている。きくとポジションの高い人も、個人部屋などというものはなく、チームワークを促進するために共同部屋になっているのだという
創業者の趣味で展示されたティラノザウルスの化石。本物らしいです。
Googleの傘をさす社員。奥にはペットの犬を連れて散歩する社員の姿が。

Googleの受付。残念ながら、写真が取れたのはここまで。
Googleの受付。残念ながら、写真が取れたのはここまで。
天才たちの楽園
こういったGoogleのオフィスの特徴を総括して表現してみるならば、「天才オタクの楽園」とでも言えるのではないだろうか。Googleの学歴好きは有名で、Ph.Dを持つ人材を抜群に優秀な人材を世界中からかき集めている。そして彼らに最高の職場環境とプロジェクトを提供することによって、質の高い仕事をしてもらおう、というのがGoogleの意図なのだ。なぜこういったことができるのかと言うと、Googleの創業者のラリー・ページとセルゲイ・ブリンは二人ともスタンフォードの博士課程を経験しており、さらには現在のCEOであるエリックシュミット氏もバークレーで計算機科学の博士号を取得しているため、エンジニアという人たちの気質や立場、感情が痛いほど分かるからだろう。
最近では入社を希望する人が世界から殺到しているようで、正面玄関からの入社はかなり厳しくなっているらしい。ディナーでGoogleのマネージャーからケニーが聞いた話によると、最も採用される可能性が高いのは、やはりコネ入社で、Googleの社員と個人的な友好関係を築き、ターゲットの部署の人にResumeを転送してもらうのがよいとのこと。
Googleのミッションとビジネスモデル
Googleは「世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすること」という途方もないミッションを掲げているのだが、実際にどのように収益を上げているのか、知っている人は多くないと思う。実はGoogleの収益のほとんどは、アドワーズと呼ばれる、広告ビジネスから成り立っている。このアドワーズは、簡単に言うと「キーワード」を入札方式で欲しい人に販売しているのだ。
例えば、「自動車保険」というキーワードをGoogleで検索してみると、次のように表示される。
この中で赤で囲っているところがGoogleのキャッシュポイントで、誰かがこのどれかをクリックすると1,500円前後がGoogleに落ちる仕組みになっている。海外の人気キーワードになると、ワンクリック5,000円以上になるものもあるらしい。驚くべきことに、このビジネスモデルは完全に自動化されており、キーワードを購入してアクセスアップを図ろうとする個人や企業はシステムにアクセスし、勝手にお金を落とす仕組みになっている。もちろん、キーワード購入者のターゲットは、世界中のGoogleユーザー達で、彼らはGoogleのサービスを使うたびにスポンサーリンクをクリックして、Googleの売上に寄与していることになる。Googleはこのアドワーズを中心に、2007年度は約一兆円売上を上げたのだから、まさにモンスターだ。
Googleのサービスとその意図
アドワーズ事業で莫大な収益を上げるGoogleが提供するサービスの多くは無料で提供されている。これらのサービスは、前述した「世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにする」というミッションに従って提供されている。現在では圧倒的なシェアを誇る様々な検索機能のほか、Gmail、オンライン上で使えるワード、エクセル、プレゼンテーション、アクセス解析、画像管理、ブログ、地図ソフトなど、ますますその境界線を広げている。面白いのは、これだけ社内に天才を集めてるのに、Googleが提供しているサービスの多くは買収した企業のものが多い(最近ではYoutubeを約2000億円で買収したことでも有名)。本当にWebの世界というのは奥が深いものだ。
Googleが提供しているサービスの本質は、かのベストセラーウェブ進化論 に詳しく書かれているが、要は世界中のGoogle以外の空間に保存されている情報を、Googleのサーバーに格納してしまおう、という壮大なものだ。そういった意味で、これからもGoogleはWebの世界を飲み込み続けるだろう。以前の職場の上司である山口さんが、GoogleがいつかERPを無料で提供する日が来るかもしれない、と冗談まじりに言っていたことがあるが、今回本社を見て、近い将来本当にそんな日が来るのでは、と思わずにはいられなかった。
Googleのユーザーでない方は、まずはGoogleツールバーを付きのFireFoxのインストールから始められたらいいと思います。使いやすいですよ。

Googleのユーザーでない方は、まずはGoogleツールバーを付きのFireFoxのインストールから始められたらいいと思います。使いやすいですよ。
Web進化論。
Web2.0とGoogleの本質を解き明かした良書です。是非ご一読を。
Web2.0とGoogleの本質を解き明かした良書です。是非ご一読を。

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