アメリカの大学における生徒の成績と、先生の評価

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僕らのチームでは、やはりオペレーションの成績がおかしい、ということになり、ブランドンとジュリーがフォスター教授のところへ話しに行く事になった。


これは留学して驚いたことだが、アメリカでは、セメスターの最後に、生徒が先生を評価する機会が与えられる。ここBYUでも、オンラインサーベイのURLが生徒達に送付され、生徒達は、先生それぞれの評価を下すことになる。日本では考えられないことだ。僕は生まれてから大学を卒業するまで、ずっと日本にいたが、そんな機会、まったく与えられたことがないし、そんな権利があることすら、考えたこともない。


こうした日本とアメリカの違いがどうして起こるのか、ちょっと考えてみて、僕なりの簡単な結論に達した。最初は、生徒が大学にとってお客様だからかと思ったが、どうも、この差は文化的な背景に起因しているように思う。つまり、日本が縦社会であるのに対し、アメリカはフラットな横社会だからだ。


日本では、先生は目上の人として、いわゆる「偉い」立場の人に数えられる。だから、お上である先生に意見を上げる、などということが、価値観としてあまり定着していない。


しかし、アメリカでは、先生も生徒も同じ人間で、対等な立場にある。だから、先生は成績と言う形で生徒を評価するし、生徒は学期末に、オンラインサーベイで、先生がちゃんと科目を教えたか、平等に生徒達を扱ったか等を、評価して大学側に伝えることができる。


この制度は、冷静になって考えてみると、いろいろなメリットがある。
1.大学側は、クオリティの低い(もちろんこれはTeachingに限ったことだが)教師を知ることができる
2.評価の悪い先生を、解雇し、新しい人材を雇い入れることができる
3.先生にとっては、自分自身のフィードバックを生徒から受けることにより、クラスの改善を常に図ることができる。
などだ。

まぁ、この制度を日本のすべての大学が導入した暁には、半分くらいの先生が職を失ってしまうことになるかもしれない。苦笑


最初の話に戻ると、アメリカでは、先生のところへ話しにいった結果、成績が引っくり返るというようなことが多々あるようだ。今回も引っくり返ってくれるとうれしいのだが。。


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    明治大学政治経済学部卒業。帝人グループを経て、現在ブリガムヤング大学経営大学院マリオットスクールMBAプログラムに在籍。上司であるCEO(超・偉い・奥さん)と、新入社員(子供)二人の4人家族。 このブログは、まだ小さな2人の子供たちに、将来本にして贈るために書いています。


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