2007年11月アーカイブ

今日はビジネス英語のクラスで、ニュースキンの本社へ訪問してきた。このクラスの先生のネイサンは、グローバルコミュニケーションの部署にいる、現役の社員で、社内調整をして本社で働いている管理職の2人の話を聞くことができた。


最初の人は、中国人の女性の方で、BYUのMBAを卒業後、15年間ニュースキンの本社で働いているのだという。二人目の方はブラジル人で、サプライチェーンの副社長。ブラジル出身のクラスメイトたちは随分嬉しそうだった。

2人からは、外国人として海外で働くことの苦労、今までの人生の軌跡、キャリアアップのアドバイスなどの話を中心に、一時間ほど話を聞くことができた。

本社前のモニュメントにて。けんさんと韓国人のカイル。
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本社のロビー。ニュースキンの企業理念が掲げられている。
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先生のネイサン。トムクルーズに似ていると思っているのは僕だけかも。
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アメリカでトヨタを学ぶ

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先日のHRのアサイメントと同様、今回のサプライチェーンのアサイメントにも、本当に苦しんだ。

100ある品質管理の色々なコンセプトを一つ選び、25枚前後のPPTのトレーニングマテリアルを作るというものだったのだが、トピック選びに完全に失敗した。

僕が選んだのは ”Nagara System” という、トヨタ生産方式の一部のコンセプトだったのだが、マニアックなキーワードだったのか、リソースが見つからない。BYUの図書館を調べても、1冊しか見つからなかった。


幸 運だったのは、Section1にいるケニー園村が、偶然にもまったく同じトピックを選んでいて、夜中まで一緒にアサイメントをやってくれた。実はケニー とは、10年前にFukuoka Missionで一緒に働いた仲で、まさかここで同級生になるとは思いもしなかった。


いろいろ調べた結果、Nagara System は日本語で「多能工」と呼ばれていることが分かり、多能工というキーワードでいろいろ調べ、ケニーと一緒に翻訳してまとめる、という連携プレーで何とかアサイメントは終わった。

・・・・・・・・・

しかし、ここ数回のオペレーションのクラスのトピックは、トヨタ生産方式なのだが、ここまでトヨタが生み出した生産方式が世界の製造業に大きな影響を及ぼしているとは、まったく知らなかった。

ク ラスのテキストでも、丸々一章がToyota Production Way = Lean Prodction に割かれていて、ジャストインタイム(JIT)、カンバン方式(Kanban System)、標準化(Hyojyunka)、自働化(Jidoka)などのキーワードが詳細に解説されている。

日本という国を誇りに感じる瞬間だ。


ネットで調べ物をしていたら、アマゾンの社長のインタビュー記事を見つけた。
非常に面白かったので、一部をこのブログにも貼り付けておきます。


・・・・・・・

私は"転機"という形で非連続的な局面を作ることが、人生において非常に大切だと思うのです。

なぜなら、非連続性を創り出すことによってしかチャンスは生まれないからです。

(中略)

行き先がわかっている道を進むよりは、行く手に何が待っているかわからない道のほうを私は選びたいのです


そのためには、自分の基礎的能力をしっかりと見つめることが必要です。私の場合はコミュニケーションスキル、分析力、リーダーシップが基礎的能力だと考えていますが、こうしたスキルはどの業界でも通用するものです。

自分は何をやりたいのか、そのためにはどんな基礎的能力が必要かを集中的に考えて、普段から意識して身につけるようにすることが大切だと思います。


ジャスパー・チャン氏
アマゾン ジャパン株式会社
代表取締役社長
http://type.jp/s/expert/t20/1.html


・・・・・・


やはり、基本的な自分のスキルを伸ばしながら、リスク取って新しいことにチャレンジしてゆくことが重要だと思う。

考えてみれば、この世界で僕達が享受している多くのものは、誰かがリスクを取ってくれたお陰で手元にある。
ブリガムヤングは何もないところから、リスクを取ってこの学校を設立した訳だし、今は数万人の従業員を抱える大企業も、かつては数人のベンチャーだった。


僕も、これから積極的にリスクを取っていこう。
・・・・・もちろん、社長(妻)の許可の元に。。。
アメリカでは、毎年Thanksgivingの翌日は、早朝から主婦たちの仁義なきバトルが始まります。

早いところは午前零時から、遅いところでも朝7時から。
そう、そのバトルは……セールのお買い物です。

先日ボストンの打ち上げで、男性人だけで寿司の食べ放題に行ったのが、あまりに奥さんたちに申し訳ない、ということになり、この日は男性陣がベビーシッターをして、奥さん達はパークシティーのアウトレットに買い物にいくことに。

3家族の子供6人の面倒を見たのだが、いや、疲れたー。けんさんとも話したのだが、子供がたくさんいるお母さん、本当に尊敬いたします。

6人のワンパク精鋭たち
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うちの社長(妻)も意気揚々と出かけて、午後にホクホク顔で帰社されました。これでしばらく家にも平和が訪れそうです。。


・・・・・・・
追記

日本にいる友人から、この話の続きをメールで貰いました。家庭の平和のために秘密にしておくように、とのことでしたが、面白いので追記しておきます。
↓↓↓


”その後、旦那達が川で子供を遊ばせていると、

川の上から、どんぶらこ、どんぶらこと

CEOの使ったお金が流れていきました。。。。。。。”
 
合掌。”

誰からメールを貰ったかは、企業秘密ということで。。。

アメリカで初めて写真屋にいく

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うちの社長(妻)がクリスマスカード用の写真を家族で撮りたい、とおっしゃるので、この連休を使ってプロボモールの写真屋に出かけた。

11時半から撮り始めて、終わったのはすべて終わったのは2時。落ち着きのない2歳児&10ヶ月の小僧どもを連れて行く写真撮影は・・・・まさに地獄絵図。苦笑

特に瞬は「あめーちょーだい、あめー」と叫びまくり、泣きまくり、ポーズをとるのを嫌がり。。本当に疲れた。下の2枚は、何とか撮れた、2時間半の成果。
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しかし、驚くのは日本とは比べ物にならない価格と、サービス。

今回は、
7種類の写真を撮影し、
六つ切りサイズ10枚を印刷し、
24枚のクリスマスカードと、
データのCDがその場で付いてきて、
120ドル。
しかも、印刷までの時間たったの10分!


丁度アメリカに来る前に家族の写真を撮りに行ったが、上の写真1枚を六つ切りサイズで印刷すると、約5,000円。
さらに、日本だったら、一週間以上待たされる上、しぶしぶCDを渡され、10枚印刷すると5万円だ。

アメリカは価格は5分の一くらいで、比べ物にならないくらい安いし早い上、ポーズや表情とかももっと洗練されていて、うちの社長(妻)も大満足。


☆☆☆


帰りの車の会話

僕 「社長、このビジネス日本でやったら流行ると思うんですが、どうでしょう?日本高すぎますよね。」

社長(妻) 「何言ってんのよ。ダメよ。この仕事日曜日休みがないじゃない。」

僕 「・・・・・」

どなたか、お願いします。


フーズボールランキング

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MBAには週刊のニュースレターなるものがある。これは、正式なクラスの一つで、ビジネスにおける文章能力を磨くためのものであるらしい。内容は、季節のイベントや、各種アンケートのフィードバック、生徒や教授たちのインタビュー、そしてフーズボールの関連記事などだ。


2日前に、学校に行くと、チームメイトのアレックスが、声を掛けてきた。

「ヘイ、お前の名前がニュースレターに載ってるぞ!」

「は?」

見てみると、不名誉なことに、Most Entertaining Foosball Player TOP10(最も面白いフーズボール選手トップ10) の3位に堂々ランクインしていた。


僕の名前の横に説明書きが。

Listen to his disparate scream (彼の断末魔の叫びを聞け)

とのこと。

どうやら、僕がシュートを決められたときに口に出している効果音(?)が面白いらしい。


ふん、だいたいこの記事を書いた連中の目星はついている。2年生の、ジェイ(⇒僕のメンター)かブレッド(僕のフーズボールの師匠)だろう。確か2人とも、ニュースレターのクラスを取っていたはず。


まあいい。

今度は、本物の実力ランキングに載るように頑張ろう。

・・・おっと、その前に勉強か。笑


これが、帰国後に買ってやろうと目論んでいるフーズボール台の候補。欲しい。。

Thanksgivingの連休に突入

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明日から、Thanksgivingの連休が始まる。

本当なら明日までクラスがあるのだが、生徒はもちろんのこと、さすがのMBAの教授たちもゴリゴリ働くのや嫌らしく、前回のクラスで、多数決という極めて民主的な方法で、生徒の圧倒的要望を受け、明日はやむなく休講という結果になった。


こ のThanksgivingは日本にはない面白い行事で、元々は、イギリスから移住したピルグリムという英国人の一行が、近隣に居住していたアメリカイン ディアンの助けにより、厳しい冬を生き延びることができたため、翌年の秋の豊作を、助けてくれたインディアン達を招待して、神の恵みに感謝し共にご馳走を いただいたことが始まりであるらしい。


この時期、アメリカ人たちは皆自分の実家に帰郷して、ターキーとパンプキンパイを食べるのだが、我々留学生達は帰国する訳にもいかず、単なる連休ということになる。もちろん、連休=家族サービス になることは間違いありません。笑


この一週間のために、一体何匹のターキーが全米で命を落とすのだろか。。

MBAコアクラス名言集

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コアクラスも残りわずか。クラスメイトのDaveが、オリエンテーションから今までのクラスでの教授やクラスメイトからの名言集を集めて配信してくれた。やはり、多いのはスタイス教授。笑


スタイス教授、BYU MBAプログラム ディレクター
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I promise you that you will have opportunities that you hadn't even dreamed of when you finish here.
私は君達に約束しよう。君達は、このプログラムが終わるときには、今までに夢にも見たことのないような多くの機会をもつだろう。

Our success is determined not by the first person to finish the race, but by the last
私達の成功は、このレースを最初にゴールした人によって決まるのではなく、最後にゴールした人によって決まるのです。(グループスタディでの、助け合いについて)

Be kind, for everyone you meet is fighting a huge battle
皆に親切にしなさい。君達が出会うすべての人は大きな戦いに従事しているのだから。

Lean on me. Until you can your own testimony of the Book of Mormon, lean on mine.
私に頼りなさい。君達がBook of Mormonについての君自身の証を得るまでは、私の証に頼りなさい。
Pressure makes smart people do dumb things.
プレッシャーは、賢い人を愚かな行動に駆り立てる(コーポレートスキャンダルのクラスで)

The MBA will change the trajectory of your life.
このプログラムは、君の人生の軌道を変えるだろう


  • マクイーン教授、ファイナンス
  • Are you secure in your manhood?
    君達は、男らしさに自信が持てるか?

  • Who would you rather spend the rest of your life with the Pretty bond, or the Ugly bond?
    誰が、残りの人生を、醜い社債と過ごしたいと思うだろうか。当然、麗しい社債と過ごしたいだろう。
    (社債のクラスで、人生における仕事や伴侶などの選択を、社債に例えて)


    N. エルドン・タナー、First Presidency
    (オリエンテーションでの映像にて)
  • When I was a young boy, my father said to me, "There are two kinds of people in this world, you and the rest; and no matter what they do, they can't save you, no matter what they do they can't destroy you. You are the one who determines what happens.

    私がまだ幼かった頃、私の父は私に言った。
    「世界には、2種類の人間しかいない。お前と、それ以外の人間だ。お前以外の誰が何をしようとも、お前を救うことはできない。また、お前以外の誰が何をしようとも、お前を破壊することはできない。お前だけが、人生に起こる物事を決めることができる張本人なのだ。


    シェリー L. デュー、デゼレトブック社長
    (オリエンテーションの講演会にて)
  • It's the small, dark things that stop our progression.
    小さくて、暗いささいなことが、私達の進歩成長を妨げるのです。

  • 7andy_00986030.jpg今日は土曜日だというのに、ラウンジに篭ってHRのペーパーに取り組んでいる。

    HRのクラスで、Book Analysis というアサイメントがあるのだが、100冊近い本のリストの中から、5冊興味のあるものを選び、その中から、HRのTAが課題図書を決め、その本についての書評を5枚以内でまとめる、というもの。

    僕の本は、チェスター・バーナードという経営者が書いたThe Functions of the Executiveと言う本なのだが、よく調べてみると、経営者の役割 というタイトルで、日本語版があることが分かった。



    Levine-Irving.jpg著者のチェスター・I・バーナードは、アメリカ合衆国の電話会社の社長であり、経営学者。1927年から約20年間、アメリカのベル電話システム傘下のニュージャージー・ベル電話会社社長を務め、その社長在任中の1938年に主著『 経営者の役割 』を刊行し、それによって科学的管理法のフレデリック・テイラーと並び称される経営学者としての名声を確立した。


    しかし、この本、かなり難解な本で、正直、かなり死んでいる。そもそもの悪夢の始まりは、100冊の中から、タイトルやページ数をチェックせずに、ランダムに5冊を選んでしまったことで、せめてAmazonなどでページ数をチェックしておけばよかったと思うが、後の祭り。でも、たとえ日本語版の 経営者の役割 が手元にあったとしても、書いてあることを理解するのは至難の業だと思われる。。。


    あえて僕のつたない言葉で、超・単純化した本のメインポイントを掲載&解説すると、経営者の役割としてバーナード氏は下記の3つを指摘している。


    1.組織コミュニケーションの維持

    組織におけるコミュニケーションは、人を介して行われるため、効果的なコミュニケーションシステムを構築するためには、組織構造と、人事の両面からアプローチをする必要がある。


    2.組織の実体を構成する個人的活動の確保を促進すること
    要するに、組織が何らかの目標を達成するためには、(1)組織を構成するメンバーを引き寄せ、(2)それぞれのメンバーから必要な努力を引き出し、実際に働いてもらう、ことが不可欠だということ。それらの活動を促進する責任を、経営者は負っている。


    3.組織の目的や目標を定式化し定義すること
    経 営者は、組織の理念や目的、目標を定義し、それらを細分化し、責任委譲してゆく役割を負っている。大局的な見地から物事を俯瞰(ふかん)し、大きな方向性 を定める役割は経営者独自のものであるがゆえに、経営者は効果的なコミュニケーションのシステムを活用し、それら理念や目的を伝達し、人々を巻き込んで組 織という船を前進させる役割を負っている。


    幸運なことに、この本の概要を詳細にまとめたサイトを先ほど発見したのだが、僕の言語能力の限界か、日本語で書かれたこのサイトの内容も、満足に理解できる自信はありません。。。もちろん、ないよりはましですが。
    チェスター・バーナード『経営者の役割』を読む (すごいサイトです)


    わが社(家)のCEO(超・偉い・奥さん)の非情な言葉が聞こえてきそうです。

    デゼレトニュースに工場見学

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    サプライチェーンのアサイメントのため、地元の新聞社であるデゼレトニュースの印刷工場へ、チームメイトと工場見学へ出かけた。
    プロボから車を一時間ほど北へ走らせ、工場へ到着。

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    工 場見学なんて、小学生の頃に精糖工場へ行ったきり。なかなか面白かった。この工場では、自社の新聞であるデゼレトニュースだけでなく、ウォールストリート ジャーナルなどの主要な新聞の印刷も受け持っているとのことで、主要な新聞社はデータをこの工場に送信するだけでよいとのこと。なるほど、そうすれば、配 送の手間が省ける。

    これは原料となる紙の山。伸ばすと5マイル(!)にもなるという
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    よく話を聞くと、この工場で使っている印刷機は日本製で、TKS(東京機械製作所)社のものだそうです。日本バンザイ!
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    最近、かの有名ブログのハーバード留学日記の中から、考えさせられる記事を見つけたので、このブログにも掲載しておきます。留学生活の最後の著者の言葉ですが、行間から、様々な思索の後が感じられます。

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    この2年間、キャリアや人生についてはよく悩み、考えさせられた。特に印象に残ったのは、HBSの卒業生に対して投げかけられる、ある詩人の問いかけ:

    “Tell me, what is it you plan to do

    with your one wild and precious life?”

    ~ Mary Oliver, Pulitzer Prize winning poet


    「さぁ教えてください、

    一度しかない、あなたのワイルドでかけがえのない人生を、

    あなたはどう生きていくのですか?」


    僕 らの両親が育ったような時代はまだしも、これだけ価値観やオポチュニティが多様化した、成熟化した資本主義の時代において、一度しかないワイルドでかけが えのない自分の人生を、大きくて有名な組織で安定を求めてあくせく働いて過ごすことの意味は、もはやなくなった。とにかくワクワクする毎日を送れる職場 を、全力で追い求めるべきだ。

    僕ら一人一人には、大きな可能性がある。目の前に開かれた道を妨げるものがあるとしたら、それは自身の怠惰、創造性や勇気、努力の欠如しかない。

    自分という一人の個にユニークなエッジを活かして、自分にしかできない、めいっぱいワクワクする人生を送るべきだ。

    僕は、ようやくそんな人生に向けて第一歩を踏み出せたことを、幸せに思っている。



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    僕は、大企業へ入ることが悪いことだとはまったく思わない。しかし、一つ思うのは、人にはそれぞれ「天命」のようなものがあるではないかと思う。

    限りある人生で、僕にしか達成できない使命や仕事があるとするなら、それを見つけてそのために自分の人生の貴重な時間を使うことが、一番幸福な人生になるのではないだろうか。

    このことを気づかせてくれたのは、第11番目の鍵という本だった。成功哲学について記された本はいろいろあって、僕もそこそこ目を通したが、この本に出会った後は一冊も読まなくなった。

    天命を見つけることができた人が、引用させて頂いたような、ワクワクした毎日を歩めるのではないかと思う。今回のボストンもそうだが、まだまだ僕の「天職」探しは続きそうな気がする。

    スタイス教授の最後のクラス

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    stice.jpg今日はスタイス教授の最後のクラスだった。スタイス教授のクラスは、ブロッククラスと呼ばれる、2ヶ月で終わってしまうクラス。友だちが言うには、ディレクターとして働いてるために、フルでクラスを教えるのが難しいのでは、とのことだった。


    最後のクラスは、アカウンティングのクラスではなく、カーカム教授をゲストに招いての、多様性の講義だった。時間のほとんどを、彼女に渡し、静かにクラスのディスかションを聞いていた。


    カーカム教授がアカウンティングのクラスの時間を使って多様性の講義をするのは、今回で3回目。彼女は今年で退職が決まっているので、彼女に花を持たせてあげようとの、彼の配慮だと、個人的には理解している。


    個人的に印象に残ったのは、スタイス教授の最後のメッセージで、人間関係を維持することの大切さについて伝えていた。

    「Task, Task, Task, Task と、確かに、色々な課題や仕事を終わらせることは大切です。しかし、人間関係を維持することの方がもっと大切なことがあります。

    Book of Mormonの中に、ニーファイが、自分で食物を取りに行くこともできたのに、あえてお父さんを立てて、食物を手に入れた話が載っています。

    その場の結果を見れば同じことかもしれませんが、彼の行いが、後に大きな違いとなって現れてくることは、皆よく知っていることだと思います。

    もし私達が、Taskを終わらせることではなく、人間関係を築くことを第一にすれば、人々は私達を尊敬し、Task の達成を助けてくれるようになるはずです。

    そして、こちらの方が、往々にして、より偉大なことを達成できるものです。」


    彼のメッセージはシンプルながら、いつも重みがあって、本当に勉強になった。

    スタイス教授は明日、BYU MBA Information Session のために、日本と韓国に出発とのこと。場所は東京渋谷。

    スタイス教授は今セメ限りで、ディレクターを辞めるとのことなので、彼にとっても、日本に足を運ぶ最後の機会になるはず。
    興味がある人は是非ご参加を。

    NAC (National Advisory Council) 開幕!

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    今日から明日までの2日間、マリオットスクール主催で、NACと呼ばれる大きなカンファレンスが始まった。

    このNACは、要するに、BYUの卒業生や関係者で、社会で活躍している人たちが大勢集まり、マリオットスクールをどのようにもっとよくできるかを、議論して話し合うためのカンファレンス。

    NACのメンバー達は、大物が多く、次のような基準を満たした人が推薦されてNACの一員になる。

  • 高い倫理観と道徳基準を持っていること
  • 傑出したリーダーであること
  • マリオットスクールの学問的、財政的な成長に貢献していること
  • 様々なNACのアサイメントを引き受けてくれること
  • マリオットスクールに対し、"President s Level"のドナーに喜んでなってくれること
  • 学生のメンタリングや、インターンシップ、キャリアディベロップメントを支援してくれること

    名簿を見る限り、すごい肩書きの人たちばかりだ。


    2日間にわたっていろいろなイベントが行われるが、MBAの学生たちは、伴侶同伴で、初日のディナーと、その後のセミナーへ招待してもらった。
    僕も妻と一緒に参加したのだが、普段会えないような大物に何人か会うことができた。


    まず、入り口のホールで、東京スター銀行のCEO、タッドバッジ氏とお会いした。彼はBYUの卒業生だ。もちろん初めて話をしたのだが、まだ40代という若さにも関わらず、柔らかい物腰の中に、信念の強さのようなものを感じた。

    また、テーブルディナーでは、私達夫婦、雪本夫妻、けんさん夫婦の席には、何と元アフラック(アメリカンファミリー)日本支社社長の方と、韓国を代表する世界企業、サムスンの元上級副社長の人が同席してくれた。



    しかし、このNACというシステムは、本当によくできている。こちらに来てから感じたことだが、社会で成功してコミュニティに貢献する、というのが、アメリカ人にとっての理想的な成功者のモデルとして定着しているように思える。

    このNACも、BYUの卒業生で社会で活躍している人たちと、現在の学生を結びつける重要な役割を担っていて、学生達は彼らをロールモデルとして認識し、卒業後には同じような成功者を目指す、というサイクルを作り出している。

    こういった仕組みは、日本も大いに見習うべきところだと思う。
  • us_quigleyj_130x175_150906.jpg翌日のNACのイベントは、最後にDeloitte Touche TohmatsuのCEOが登場。通常は生徒だけが参加者だが、この日はNACのイベントを兼ねていた為、NACのメンバーも多数参加していた。


    James H. Quigley氏はグローバルのDeloitteグループをすべて統括するCEO。BYUからの招きでセミナー講師を務めているとういことは、もちろん、 彼もchurch memberである。彼のようにBYUに足を運んでくる人たちは、氷山のほんの一角に過ぎないことを考えると、本当に、アメリカのモルモン社会というの は、底が知れない。

    Deloitte Touche Tohmatsuは、ご存知の通り、資本市場の番人と呼ばれる監査法人で、コーポレイトスキャンダルが高度化、複雑化する今日のビジネスの世界では、彼ら 監査法人の責任は重要性を増すばかりだと思う。日本では、監査法人トーマツとして、事業を展開している。確か、僕が以前にいた会社も、トーマツが監査を担 当していたはず。


    Quigley氏が言うには、BYUはトーマツグループにとって、トップ5の人材採用のリソースだという。昨年は85名の人材をBYUから採用したという。(残念ながら、その多くはUndergraduateのアカウンティングメジャーの学生だと思われるが。。)


    セミナーのテーマは、いろいろな話題が上ったが、一番彼が強調していたのは、

    自分が今いる環境を、楽しみなさい

    ということだった。
    世界は、機会とチャンスで満ちている。

    こういったパラダイムで、世の中を見つめて、自分に与えられた環境を楽しみながら、努力を続けることの大切さを伝えてくれた。僕も、2ヶ月以上が過ぎて、最近ようやく「楽しむ」余裕が、ほんの少しだけ出てきた。


    先ほど、チームメイトのアレックスに指摘されてはっとしたが、今セメも、Thanks Givingのバケーション等を考慮にいれると、残りたったの5週間しかない。しっかり頑張ろう。楽しみながら。。。
    ボストンからユタ州プロボに戻ったのは、日曜日の夜10過ぎだったが、水曜日にTomさんを除いたJMBAAのメンバーで反省会が行われた。

    それぞれのパフォーマンスは、プライバシーの問題もあるので割愛しますが、反省会を欠席されたTomさんが、大変ためになるフィードバックをメールでメンバーに送付してくれたので、ここに一部を掲載させて頂きます。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・

    1)自分のポジショニングを決め、相手のニーズにどのようにフィットするかを考えるべし

    ー自分の強み、何をやりたいか等「自分の軸」をはっきりさせ、その軸が相手先企業の募集しているポジションにどのように「翻訳」されるか、できるかを考える。企業ごとに「企業が求めているもの」を持っているというアピールの仕方をするのでなく、自分の軸がなぜ相手企業に当てはまるのか、という考え方をするべきである。

    「私はこんな強みを持っていて、こんなことをやりたいと思っています、よって御社のxxというポジションであれば、こんなことが出来る、またはこんなことをどうしてもやってみたいと思っているんです」というアプローチになると思います

    MBAのインターンをやっている企業がそもそも少ないため、1年生には難しい面はありますが、やはり全く自分の持っているもの、やりたいこととの整合性がなければ、どんなに数を打っても難しいということをこの2年間の経験を通じて感じました


    2)企業研究すべし

    グーグルアラートの話を事前にしましたが、本当に今回の面接でペイオフしました。○○社の面接でも、最近○○社が開発して、○○社長が発表した製品の情緒的価値を測定する手法について話をしたところ、単に社長の名前を知っているだけでも、「あ、ご存知ですか」、「本当によくご存知ですね~」と言わせることができました

    。ベネフィットは以下2点だと思います
    ①相手先企業に本当に関心を持っているということを示せる
    ②非常に良い質問を考えるためのネタになる

    結果として、話が非常に盛り上がりますし、相手にしゃべらせることができます(Sales
    Managementのクラスで習いますが、面接でもインタビュアーにいっぱいしゃべらせることができれば出来るほど、インタビュアーは面接を受けるアプリカントに対して非常に好印象を持つと思います)


    3)パッションが必要

    なぜ弊社を志望するんですか?なぜxxをやりたいんですか?なぜあなたにxxが出来るんですか?と言われたとき、やりたいことに対して、ポジティブな感情=パッションを前面に押し出すことが出来れば、切り抜けることができる

    ○○社で消費者向けマーケティングのバックグラウンドがないですけど本当にできるの?という質問をされました。自分は人々が日々使うような、生活にインパクトを与えるような仕事をどうしてもやりたいと思っていること、なのでそのパッションがラーニングカーブを加速させると思っていることを話したところ切り抜けることができたと思います。

    そして実務経験ではないですが、フィールドスタディで実際のマーケティングリサーチを経験したこともバックアップとして話したところ、丸く収まったように思います。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・


    面白いことに、他のみんなもほとんど同じようなことを反省会で述べていました。

    反省会の後は、CEO(超・偉い・奥さん)たちのブーイングにあいながらも、最近オープンした寿司の食べ放題(!)で打ち上げ。
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    日本では見たことのないような、ヘンテコな寿司が多かったですが、この異国で、日本食らしきものにありつけた幸福を、4人で噛み締めた夜でした。
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    外国人がカウンターで寿司を握る姿というのは、何とも奇妙なものです
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    ボストンの2日目は、朝からまたハプニングで、昨日と同じようにバスに乗り駅についてみたら、何とオレンジラインが全線止まっていた。仕方なく、シャトルバスに乗り、ヘイマーケットまで移動し、グリーンラインに乗り継いで、会場に到着した。


    この日も数社と面接をしたのだが、ディナーには残念ながらどこからもお呼びが掛からなかった為、けんさんとたすく君と僕の3人で、ヘイマーケットに食事に行った。


    お土産屋が立ち並ぶ、賑やかな通り。
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    ヘイマーケットのフードコートで、ビザと、タイ料理、そしてボストン名物のクラムチャウダーを買い、夕食にした。
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    ボストンレッドソックスの松坂選手の人形を発見!
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    と、夕食を食べたまではよかったのだが、この後にさらなるハプニングが。


    帰りもやはりオレンジラインは止まっていたため、シャトルバスに乗って駅まで到着したものの、駅についてびっくり。10時だというのに、帰りのバスがない!しかも、タクシーもまったくつかまらず、寒い中駅に取り残されてしまった。

    けんさんがモーテルに電話をして、道をきいたものの、慣れない土地のせいか、完全に道に迷ってしまった。昨日今日と散々歩き回ったせいで、既にくたくたになっている上、ボストンの凍えるような夜風は容赦なく、僕とけんさんに吹きつけていた。


    全然違う方向に歩いていたと気づいたのは、30分ほど歩いた挙句、ようやく道を歩いている男の人を見つけたときで、彼がモーテルの場所を教えてくれるというので、彼の言うとおり歩いていった。

    ところが、到着したのは何と隣の駅!
    「本当にモーテルに戻れるのか!?」

    絶望の淵に落ちかかっていた僕らの前に見えたのは、何とタクシー!

    駅の横に止まって、おじさんがハンバーガーをほうばっていた。
    すぐに乗り込み、モーテルまで乗せて言ってくれるように頼んだ。やれやれだ。

    結構「壊れている」おじさんで、日本から来た、と伝えると、

    「ゴジラー!ゴジラー!モスラー!モスラー!」

    と訳の分からない(?)単語を連発して叫んでいた。

    僕らの救い主に間違いないが、頭がちょっとおかしいのか、酔っているのか、とにかく怪しい人だった。

    くたくたになった僕らが、モーテルに到着してすぐに泥のように眠りに入ったのは言うまでもない。



    朝起きたら7時過ぎ。45分に出ましょう、ということで、準備をしてけんさんとモーテルを出た。

    場所が分からないので、タクシーを呼ぶためにけんさんが電話をしたところ、

    「9時にならないと来れない」

    とのことだったので、仕方なく電車とバスで行くことにした。

    向かいのバス停から、10分ほどで地下鉄の駅に到着。行きの電車の中で、ジョンズ・ホプキンス大学のMBAに行っているナカオさん、という大変よい方にお会いして、一緒に会場に向かった。迷いながらも、9時半に会場に到着。


    日 本人の多いこと、多いこと。DISCOの人によると、8千人の日本人が押し寄せるとのことで、会場内は本当にここはアメリカかと疑いたくなるような雰囲気 だった。面接の事前予約が入っているところは、予約時間に訪問し、予約はないが興味のあるところはWalk in をしていった。



    ところが…事件は夕方5時ごろに起きた。某企業と面接の最中、突然英語で館内アナウンスが流れた。

    「こちらは、ボストン警察です。館内にいる人は、すべて避難してください。

    すぐに、避難してください。繰り返します…」

    もちろん面接は中断し、僕を含めた8千人の日本人たちはコートも置いて、寒いストリートに投げ出されることに。
    外はたくさんの消防車が並び、騒然としていた。


    一体何が起きたのか、このときはまったく分からなかったが、この日の夜にDISCOから次のようなメールが届いていた。


    。。。。

    ボストンキャリアフォーラム登録者の皆様へ

    本日11月9日(金)・イベント初日の午後4時45分頃、
    ハインズコンベンションセンター地下のごみ収集箱より
    ボヤが発生
    し、会場外に避難を余儀なくされたため、
    イベントが一時期中断いたしました。

    (中略)

    キャリアフォーラム初日にご参加いただきました皆様には、
    寒い中1時間強に渡り、場外にてお待たせいたしましたことを
    お詫び申し上げます。2日目以降の皆様の就職・転職活動が
    実り多きものになるよう、スタッフ一同、心よりお祈り申し上げま
    す。

    皆さんのご来場をお待ちしております。


    DISCOインターナショナル

    。。。。
    本当の火事だったようで、びっくりした。

    いろいろあったが、結局この日は、某企業からディナーに呼んで頂き、暖かい食事をご馳走になった。
    11月8日(木)朝6時50分に雪本家前に集合し、日本人MBA5人で、ボストンに向かった。ボストンで行われる、日本人留学生最大の就職イベント、ボストンキャリアフォーラムに参加するためだ。

    9時過ぎに直行便に乗り込んだが、ボストンまでは5時間ほどだが、時差があるため、ボストンに到着したのは夕方の5時近くだった。

    ユタも十分寒い地域だが、ボストンはさらに北にあるため、本当に寒かった。空港で2年生3名と1年生2名に分かれて、それぞれの宿に向かうことに。

    822-01.jpg僕はけんさんと一緒に、予約したホテルにタクシーで向かった。ここは事前にけんさんが予約しておいてくれていたモーテルで、空港から20分ほど車を走らせたMaldenという街にある、Econo Lodgeというモーテルだった。







    けんさん曰く、

    「随分ネットに掲載されていた写真と違うね。。。」

    とのこと。お約束です。

    この日は2人でバーガーキングで夕食を済ませ、スーパーで食料を買い込み、明日からのキャリアフォーラムに備えることにした。

    プロフィール


    明治大学政治経済学部卒業。帝人グループを経て、現在ブリガムヤング大学経営大学院マリオットスクールMBAプログラムに在籍。上司であるCEO(超・偉い・奥さん)と、新入社員(子供)二人の4人家族。 このブログは、まだ小さな2人の子供たちに、将来本にして贈るために書いています。


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