2007年10月アーカイブ

今日はハロウィン

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ご存知の通り、ハロウィンは仮装をしてお菓子をもらう、という面白い行事で、学校に行くと、いろいろなコスチュームを着た学生達に会った。バットマン、スーパーマン、映画マトリックスのネロ、天使等等・・・・・。

テストだというのに、クラスメイトにも、仮装をしてきた学生が1人いて、長いひげをつけたホームレスの格好をしていた。彼は大変優秀で、CPAを持っているのだが、手には次のメッセージを書いた看板が。

” SOX法施行のために仕事をクビになった、哀れな会計士です。
どうか食事をお恵みください。”

こんなところにも内部統制の波が来ていました。。しかしこのネタ、マニアックすぎて、マリオットスクール内でしか通じそうにない気が。。。

SCM&オペレーションのクラス

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SCM&オペレーションのクラスは、「日本」という国の強さの一面を感じるクラスだ。

このクラスは、製造業やサービス業における、プロジェクト管理や生産管理等の手法について学ぶのだが、やはり話題に出る業界は製造業が多い、ということで、日本企業の名前や、日本の生産管理の手法の名前がよく出てくる。


今日のクラスでDr.フォスターが話してくれて面白かったのは、エレベータの話。


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ある企業が、高いホテルを立てたところ、エレベーターのところに慢性的に人が溜まるようになり、「待ち時間が長すぎる」といつも苦情が絶えなかったのだという。

困った経営陣は、オペレーションを専門とするスタンフォード大学の有名な教授を呼んで、いろいろな複雑な分析をしてもらうことにした。その教授は、エレベータの速さは、人の待ち時間など、いろいろな数値情報を集めて分析を行い、提案書を作成して経営層に提出した。

経営層はその提案をすぐに受け入れ、実行に移したが、まったく苦情は減らなかった。


こまった経営陣は、今度は心理学や人材管理を専門にしている別のコンサルタントに依頼することにした。

そのコンサルタントは、注意深くエレベータを観察を観察し、最終的に次のような提案をした。

大きな鏡を二つ、エレベータの壁に貼ってください。それだけです。」


ホテル側が彼の提案を実行したところ、たちどころに苦情は無くなったというのです。

なぜか。



それは、エレベータを待つ人たちが、待ち時間に、鏡で自分の姿をチェックするようになったからだそうです。


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この話のポイントは、時として複雑な計算や数値情報は、まったく意味をなさないことがある、という教訓らしいのですが、数字に強い人たちが陥りがちな盲点をついてる話だと思います。

もちろん、この話は実話です。
毎週水曜日は、ジェニングス博士のクラスがある。

このクラスは、コミュニケーションのクラスで、採用面接の練習、履歴書の書き方、プレゼンテーションの方法、MECE、ロジックツリーなど、コンサルタントの手法の入門から超実践的な仕事の探し方までを網羅する面白いクラスだ。


現 在、ジェニングス博士は、リーダーシップと組織改革のコンサルタントとして、マイクロソフト、ヒューレットパッカード、ホンダ、インテルなどフォーチュン 500社の大手企業を相手に、コンサルティングや研修サービスを提供していて、彼の研修は、日本のマイクロソフトでも採用されています。


そ こに至る経緯が面白い。博士は、Undergraduateはアカウンティングで卒業したあと、スポーツ選手のパフォーマンスの研究でPh.Dを取得した らしいのだが、あまりにストーリー性のないメジャーチェンジと、おかしな博士課程の研究がたたって、非常に就職に苦しんだそうです。


そこで、彼は就職浪人を経験するわけですが、その期間、どうやったら就職できるのか、研究に研究を重ねて、様々な採用やその他のノウハウを身に付けていったとのことです。


その時彼が出した理由付けは、

スポーツ選手のパフォーマンスの研究

プレッシャーがかかる状況で、如何にパフォーマンスを発揮するのか

プレッシャーがかかる状況 = 採用面接、企業のリーダシップのポジション で、如何にパフォーマンスを発揮するのか


ということだったようです。

それで結果的に売れっ子のコンサルタントになるわけですから、「人間万事塞翁が馬」とはよく言ったものです。
明日から行われるNSHMBAという大規模なイベントのために、今日のクラスの約半分がお休みだった。

9月の中ごろから、教授もクラスメイトもさかんに 「シンバ、シンバ」と言っていたので何かと思ったら、

NSHMBA

のことだった。これを単語として読むと、(エヌ)シンバになる。


これは、The National Society of Hispanic MBAsの略で、もともとはヒスパニック系の学生を対象にしていたらしいのだが、いつの間にかMBAホルダーのためのキャリアフォーラムになってしまったらしい。


日本人にはもちろんボストンがあるが、NSHMBAの場合はMBAホルダーだけを対象にしているところが大きな違いだと思う。約300社がアメリカ全国から集まり、激しい獲得競争が行われる。

週明けにクラスメイトから話を聞くのが楽しみだ。



















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一生懸命やる

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僕は、自分の両親も本当に尊敬しているが、義理の父と母も本当に尊敬している。


昔から、自分の家では、結婚相手について、母からこう言われて来た。

「よい両親から育てられてきた、経済的、精神的、情緒的に自立した人を選びなさい。」


妻と交際するようになって、一番驚いたのは、義理の父の人望の篤さ。

婚約していたときや、結婚した後などに、妻の家族を知る人に会うたびに、

「ああ、○○○さん(義理の父の名前)のところの娘さんねぇ!」

と、誰も、話す言葉には、尊敬の念がとても込められていた。


さらに、妻の家族の誰に聞いても、

「お父さんはすごい」

という言葉が返ってくるのだから、脱帽だ。


数ヶ月前、MBA留学の前に居候をさせて貰っていたあるとき、義理の母に聞いてみた。

「どうして、お義父さんはあんなに人望があついんでしょうか。」

義理の母はちょっと考えてから、こう答えてくれた。

「お父さんはね、どんなことでも手を抜かないからね。お父さんのモットーは、一生懸命やる、なのよ。仕事でも、教会の奉仕でも、家族のことも、どんなことでも一生懸命やる。だから皆から信頼されるのね。」


一生懸命やる!

いい響きだ。シンプルだが力強いそのモットーに感動した。



今は、夜中の12時半。まだMBAラウンジにいます。僕も一生懸命MBAの勉強を頑張ろうと思う(もちろん家族のことも。。)。

まだ小さな瞬と奏の二人にも、模範を通して「一生懸命やる」ことの大切さを伝えられる父親になれたらいいな。頑張ります。

General Conference

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今週末は、ブリガムヤング大学の母体になっている末日聖徒イエス・キリスト教会の半期総大会が行われた。

有難いことに、テレビをつけると普段NHKが見れる日本語チャンネルで、日本語の通訳付きで見ることができた。


Elder Henry B Eyring は、大変優れた方で、お父さんは世界的に有名な物理学者。

彼自身はユタ大学を卒業後、ハーバード大学ビジネススクールで、MBAを取得、その後はドクターコースへ進学してPh.Dを取得した。
Ph.Dを取得した後は、スタンフォード大学の準教授、そしてMITのビジネススクールであるスローン校の客員教授になっている。

その後は、教会の招きに応じて、旧リックスカレッジ(現在のブリガムヤング大学アイダホ校)の学長に就任し、1985年から、教会の中央幹部として奉仕の日々を過ごしている。


ちなみに、現在のブリガムヤング大学アイダホ校の学長は、前ハーバード大学ビジネススクールの名物学長、キム・クラーク氏で、どうしてアメリカの教会にはこんなに優秀な人が多いのかと驚いてしまう。


勉強で苦しんでいる僕としては、少しは彼らの優秀さにあやかりたいものです。苦笑

アメリカの生活と車

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今日、ようやく車の諸手続きが終わって、ナンバープレートの更新ができた。

アメリカ、特にここプロボでは車は必須です。

もしなければ‥‥

はっきり言って、死亡します。

我が家の車は日産のセントラで、結構な年代ものです。

去年受験に来たときに、BYUの掲示板経由で安く買ったのですが、走行距離は日本のKmに直すと、20万キロくらい走っていて、日本の感覚では、2度死んだ、という感じです。


アメリカでは、そんな車はごろごろ走っているのですが、それが可能になる理由は、ひたすら道路が広いから、というのがあると思います。

その理由は、普段走っていて、滅多にブレーキを踏まないので、傷むスピードが全然違うかだだそうです。


驚くのはその維持費の安さ。

車検は5,000円

ガソリンの値段は3分の一

税金も5,000円

駐車場はもちろん無料


と、日本では信じられないくらい安い。


また、個人売買もさかんで、街を歩けば ON SALE の張り紙を車に張って売り出している人をすぐに見つけることができます。


ただ、こちらでは面白いくらい値段と車のクオリティが比例するので、我が家のように安い車を買うと、故障が多くて本当に大変です。

こちらに戻ってきてから、もう2回も道路で止まりました。。。


やはり、

高く買って、高く売る。

これが王道ですね。

安心領域から出でよ!

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今日のDr.ジェニングスのクラスのテーマは、

安心領域

だった。


安心領域というのは、いわゆる慣れきった、成長のない世界。

誰しも、ある新しい環境にしばらくいると、あらゆるものに慣れてきて、惰性が始まる。

ここに長く留まっていると、衰退が始まる。


抜け出すためには、リスクを取って新しい領域に挑戦し続けなければならないが、この挑戦には、必ずプレッシャーや落胆、ストレスなどが伴う。


しかし、努力を続けてリスクを取っていくと、その先には自己の成長が待っている。


僕にとっては、仕事を辞めてMBAの受験をしたのが、ここ数年でとった最大のリスクだった。
家族が既にいたことが、プレッシャーを増大させていたのだが、運よく入学できて本当によかった。


個人的には35才までは、投資の時期と考えて、積極的にリスクを取ってもよいと思うのだが、妻に言うと

「冗談はやめて、早く落ち着いて。」

とのこと。ここ数年、半未亡人のような経験させられていれば、ごもっともだ。



しかし、MBAの中でももっとリスクを取って、成長の機会を増やしていかないといけない。
人生は、ひたすら坂道なのだ。
チームメイトのジョセフが、明日のアカウンティングのトピックはかなり面白いよ、と言っていたが、本当に面白かった。

テーマは、Earning Management (利益管理)。

日本でも、日本版SOX法の制定や、カネボウ、ライブドア問題など、まだまだ不正会計にまつわるコーポレートスキャンダルのトピックはホットな内容だと思う。


まず、章の始めの1990年代のゼロックス・メキシコの例が衝撃的。

業績が低かったため、利益操作に走ったゼロックスが、不正な決算報告書を提出したが、結局ばれて、監査を担当したKPMGともども米証券取引委員会(SEC)に訴えられたことで信頼が失墜。

それがアメリカの株式市場に大きく波及し、株価が下落。
推定で200兆円(本当か、これ!?)もの株主の資産が減少したとのこと。

一企業の不正が、どれだけ全体に大きなインパクトを及ぼすのかを示す、驚くべき事例だった。


スタイス教授が執筆したテキストによると、不正が起こる原因としては、下記のような要因があるという。

1.企業内部の目標の達成

2.株主などのステークホルダーの期待

3.決算報告書をよく見せたい

4.IPO(株式公開)や借り入れの際の粉飾


また、どのコーポレートスキャンダルにも共通するのは下記のようなシナリオだという。

1.企業の業績の降下する

2.上記の挙げた様々なプレッシャーが増加

3. 誘惑に負けて、会計操作を行う

4.監査法人が不正を見抜けずに、監査をパスしてしまう

5.その他の外部関係者も不正を見抜けない
6.疑惑が高まり、調査が入る

7.不正が明らかになり、信頼が失墜する



考えてみれば、ライブドアも、ほぼ同じシナリオで信頼を失ったと思う。

で、スタイス教授のテキストは、結局最も大切なのは、個人個人の倫理観を高く持つ、ということに帰結するのだが、これは、僕にとっても、非常に納得できる結論だ。


以 前IT企業で働いていたとき、内部統制関連のプロジェクトに関わっていたが、結局多くのIT関連の企業は、どうやって内部統制を自社の製品に結び付けて販 売するか、ということばかりを考えていて、真剣に物事の本質を捉えて、ソリューションを提供しようとはしていないと感じて、冷めてしまったのをよく覚えて いる。


例えば、ERP最大手のSAP社は、同社の製品を、内部統制ソリューションとして、声高々に語って販売しているが、ライブドアがSAPを使っていたことを知っている人がどれだけいるのだろうか。


内部統制のコンサルタントをしている義理の父は、内部統制のような仕組みと、企業倫理は車の両輪だ、ということを言っていたが、多くの企業は片側しか考えていないように思える。


明日、このトピックで、スタイス教授がどんな話をしてくれるのか、楽しみだ。

スタイス教授のメッセージ

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MBAのクラスが始まって、一ヶ月以上が過ぎたが、少しずつ、それぞれの教授のクラスには、一貫したメッセージがあることに気づいた。


例えば、今日のスタイス教授のアカウンティングは、ホームデポ(Home Depot)のケーススタディだった。

急成長を目指すホームデポが、お金をじゃんじゃん事業の急拡大のために投資した結果、だんだんと負債が溜まってビジネスがおかしくなって行く話で、どうやってホームデポを救うのか、というのがテーマだった。


ビジネスがやばくなった同社は、いろいろなウルトラCを試みるが、結局、売掛金の回収期間の短縮や、在庫の圧縮など、地道な軌道修正によって、回復する、というのが結論だった。


ここから、彼独自の持論が展開される。

「これを、人生や教会での奉仕に当てはめるとどうなるのか──。」


もちろん、今回の最大の教訓は、

借金はするな

ということなのだが、今回に限らず、必ずスタイス教授が生徒達に話すのは、


数字の後ろには人がいる。それを忘れてはならない。

MBAで学ぶ君達の責任は、正しい決断をして、それを実行することだ。

と言ったこと。


アカウンティングはともかく、彼の話は本当に面白くて、引き込まれる。

2年生の友だちが言っていたとおり、スタイス教授はBYUのMBAの中でも、卓越した教師であることは間違いがないと思う。

我が子の近況

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我が家の二人の子供は、本当に成長が著しい。

特に、2歳の息子の瞬は、最近驚くほど話せるようになってきて、僕と妻を楽しませてくれる。

最近は、

「ママ、だいじょうぶー?」

「これ、いーい?」

「しゅんくんも、これ、ほしーなー。」

「ママに、あいたーいーなー。」


などなど、ここ一ヶ月で、急に語彙が増えたと思う。


しかし、傑作なのは、彼のお祈り。

クリスチャンの我が家では、小さい頃から瞬にお祈りを教えてきたが、最近ようやく自分でできるようになった。


「てんの、おとーさま、

ママに、あぴぴん(下の子供のこと)に、パパに、

(モゴモゴモ‥‥)

アーメン!!」

ヲイヲイ、突然アーメンかよ。。苦笑

楽しませてもらっています。

プロボタバナクル

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今日の日曜日は、Stake Conferenceだった。

どこでやるのかと思ったら、プロボタバナクルとのこと。


プロボタバナクルは、プロボ市のセンターストリートのすぐ脇にある美しい建物で、葬式やStake Conferenceなど、特別な集会のときにだけ使用される集会所。

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ユタ州には、このように、タバナクルと呼ばれる集会所が随所にある。

もちろん、最も有名なところは、ソルトレークシティーにあるテンプルスクウェアのタバナクル。



Stake Conferenceのテーマは「子供に優しく接する」で、学生夫婦のStakeなだけに、切実なトピックなのだろう。


「どんなときも子供を愛する。」

「子供を見下したり、笑いの種にしてはいけない。」


など、いろいろな話があったが、中でも最も参考になったのは、

正しいことに対して、子供に選択肢を与えない。

ということ。


例えば、学校や教会に行くことについて、子供に、

「行きたい?行きたくない?」

といったマイナスにつながる選択肢を与えてはならない、ということらしい。


妻が言うには、まさに彼女の家はその通りの育て方をされた、と言っていた。


しかし、プロボタバナクル、本当にきれいだった。もう二度と入れないんだろうな。。

この田舎のユタ州プロボ市にも、一応世界企業の本社があります。

それは、ニュースキン(Nu Skin)です!

ニュースキンの本社は、プロボ市のセンターストリートに自社ビルを構えています。

以前は、ノベルというアメリカの有名なIT企業の本社もプロボにあったらしいですが、数年前に移転してしまったそうです。


街の中に、一つだけ毛色の違う建物が。。


これがニュースキンの本社です。



ニュースキンは、いわゆるネットワークビジネス(マルチレベルマーケティング)の一社で、スキンケアの商品を販売しています。

僕の中では、アムウェイのライバルという認識があります。


ネットワークビジネスについては、日本では嫌っている人が少なからずいますが、アメリカでは、もっと市民権を得ている業界のように思います。

僕個人としては中立で、基本的には、すごいマーケティングの手法を持った業界だと思っています。


ビジネスの世界は、単純化すれば、

●モノを作る = 製造、開発

●モノを売る = マーケティング、販売

の二つに分解できますが、ネットワークビジネスの業界は 「モノを売る」フェーズを、企業の外側に出してしまったわけで、それらが、法人形態を持たない個人で支えられてる、というのは、すごいことだと思います。


営業マンの人件費が掛からない分だけ、Other Operating Expenseが低いはずなので、それらは企業として大きなメリットになっているはずです。


僕は全然向いていないので、ディストリビューターにはなれないと思いますが、マーケットを今後も見守ってゆきたいと思います。

ハーバードからの贈り物

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先日投稿した中谷巌の言葉を、MBAの日本人の皆さんにもメールで送付したところ、林田Bが、返信をくれた。


”貴兄に読んでほしい本がふと頭に浮かびましたので連絡します。

題名は「ハーバードからの贈り物」(英題:Remember who you are)です。

これはHBSの名物授業で各学期の最後のクラスで各教授たちは生徒に自分の人生から学んだエピソードを交えて、生徒たちにリーダーとは、人間とはを説く授業をまとめた本です。

是非、BYU MBAでもこんなクラスをやってほしいですよね。この本読んだことがありますか?無ければ貴殿のメール箱にいれておきます。

Mac”

是非読ませてください、と返信したところ、先ほど僕のボックスに入れてくださっていた。

この本↓↓↓
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林田B、ありがとうございます。

この連休にじっくり読ませて頂きます。
最近は、中間試験とボストンの準備でバタバタしているが、キャリアについて考えるときに、いつも思い出すのが、中谷巌の「プロになるならこれをやれ!」という本の中にかいてある、中谷巌氏の言葉。

中谷巌氏は、日産、ハーバード大学大学院、一橋大学教授を経て現在多摩大学の学長をされているのだが、日産の硬直的な縦社会に失望して、留学を志すところの話は非常に面白い。


この本は、社会人一年目のときに偶然購入したが、何度も読み返して、気に入ったところをいつも読み返すようにしている。

いつ読んでも、彼の言葉には「ドキッ」とさせられ、自分の生き方を真剣に見つめなおすきっかけをくれる。

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"本来キャリアアップとは、
その人の人生のあり方を決めてゆく過程のことです。
いざというときに、退路を断って飛び込んでゆく価値のある対象を持っていることが、
実はキャリアアップの出発点になります。

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見つけようという意識を持って人と接し、
社会と関わっていけば、いつか必ず転機に巡り合えるのです。
逆に「見つけよう」という意識がなければ、
せっかく目の前にチャンスがやって来ても、
気が付かないまま過ぎ去って行きます。


...........................................................................


まだコミットできる対象を見つけることができずにいる人は、
「自分が一万時間を投資できるものは何か」
というテーマについて、深く考えてみてください。
一見遠回りのように見えますが、
自らの人生を賭けることができる何かを見つけることが、
一流のプロへの第一歩なのです。


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キャリアアップを望むビジネスパーソンは、
「暗黙知的」なキャリアを形成するための方法を、
真剣に考えなくてはなりません。

私は常々「デジタル革命は究極のアナログ革命である」と言っています。
デジタル情報が形式知化し、価値を失ってゆく中で、
人間が高いお金を払ってもいいと思うのは、
感動や経験といった五感に訴えるアナログ的な価値です。

個人のキャリアデザインにおいても
「人に感動を与えるにはどうすればいいか」
を常に考えておく必要があります。


ありがたい奨学金制度

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昨日、郵便で育英会から手紙が届いた。

あけてみると、申請していた、奨学金の返還を延長するための申請手続きが、無事に下りた、とのことだった。

本当にありがたい。


育英会の奨学金は、大学3年と4年の時にに申請して頂いていた。月5万円×12ヶ月で、一年分の学費の8割近くを、この奨学金で支払うことができて、本当に助かった。


今回の返還猶予は、大学院への進学等で金銭的に返還が難しくなった人が申請できるもので、申請して一ヶ月くらいで返事がきた。


今も、ブリガムヤング大学でCISという奨学金を頂いていることを考えると、大学、そして大学院と、奨学金という制度が、どれだけ僕の教育を助けてくれたか計り知れない。


CIS (Cardon International Scholership) も、発起人であるCardon氏を初め、13人のドナーがいるのだという。将来僕も、こういったドナーの方々のように、人々に貢献できるようになれたらいいのだけれど。

そのためにも、今はとにかく、自己投資の期間ということで、勉強を頑張ろうと思います。
今は中間試験の時期なので、いろいろとここ2ヶ月の復習をしているが、たった2ヶ月でも、たくさんの収穫があったと思う。

その一つが、アカウンティングとファイナンスについて。

元々ERPを売っていて簿記とかは勉強したことがあったので、アカウンティングはだいたい勉強内容の想像がついていたが、ファイナンスという科目については、MBAが始まってから、初めて学ぶビジネスのフレームワークだった。


アカウンティングとは、僕の理解だと、企業の中を流れる血流である「お金」の動きや流をチェックし、儲かっているのかどうか、不健康なところはないかどうか等をチェックする健康診断のようなもの。

そのための3種の神器が、損益計算書、貸借対照表、キャッシュフローステートメントの3つで、スタイス教授のクラスでも、この3つがどのように関連しあっていて、どのように数字の動きから、様々な事象を読み解くのかを、学んでゆく。


それに対しファイナンスは、そもそも企業が企業活動を行うための資金を、どのように調達し、どのように使うのか、という点に焦点をあてて勉強をしてゆくことになる。

こ の2ヶ月では、IRRやNPVなどを使って、株式、社債(ボンド)、設備投資、プロジェクトなどの評価手法を中心に学習してきた。ファイナンスメージャー の人以外が、実社会に出て、IRRなどの公式を多用するとは思えないが、将来管理職などになったときに、財務部の人たちや、外部のコンサルタントなどと話 す際の共通言語を学べるメリットは大きいと思う。

ちなみに、ファイナンスの教授はマクイーン先生といって、BYU MBAを卒業した後、ワシントン大学でPh.dを取得後、BYUで教えるようになった。マクイーン先生は、難解なファイナンスの理論を、楽しくかつ分かり やすく教える先生で、学生の間でも大変人気の高い先生。


フレームワークとは、つまるところ、世の中を見るための「ものの見方や考え方」。今回のファイナンスに留まらず、ビジネスと言う切り口で、たくさんのフレームワークを凝縮して教えてくれるMBAプログラムは、本当に面白いところだと思う。

MBAとFoosball (フーズボール)

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MBAの学生たちに最も人気があるスポーツ?の一つが、このフーズボール。いわゆる、テーブルサッカーです。



僕も入学するまではまったく触ったことがありませんでしたが、MBA学生たちの憩い(戦いかも)の場、MBAラウンジに設置されている唯一のゲームが、このフーズボールで、みんな休憩時間に、シングルスやダブルスで遊んでいます。


ただのゲームと割り切れないのがこのフーズボールで、2年生の中には、一年時からこのゲームをやり込んで、達人級のレベルにまで到達した人たちもいます。


中でも僕が師匠と仰いでいるのが、ブレッドさんという2年生で、間違いなくMBAの中ではトップ3に入ると思われる腕前。彼は、ブロック不能の音速シュートを、ビジバシと打ち込んできます。とてもいい人で、時間を見つけては、ちょこちょこと技を僕に教えてくれます。

彼曰く、「僕のMBAでの専攻はフーズボールだから。」とのこと。


今晩は、日本人同士で対戦して楽しみました。


このゲームだけは、日本に帰国したら、絶対に購入しようと思っています。もちろん、わが社(家)のCEO(超・偉い・奥さん)からの許可が下りればの話ですが。。。。

プロフィール


明治大学政治経済学部卒業。帝人グループを経て、現在ブリガムヤング大学経営大学院マリオットスクールMBAプログラムに在籍。上司であるCEO(超・偉い・奥さん)と、新入社員(子供)二人の4人家族。 このブログは、まだ小さな2人の子供たちに、将来本にして贈るために書いています。


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