日本人であることに感謝

|
今日メールを開いたら、奨学金の担当のTadからメールが来ていた。

内容は、CIS奨学金の受領者たちに対する、帰国する約束の確認だった。これからインターンシップや、採用の面接が加速してゆくので、その前に釘をさすための物だった。


CIS (Cardon International Scholarship)は、BYUの中では、MBAプログラムだけが持っている、最高の奨学金制度である。授業料、教科書代、保険のそれぞれの全額が支 給され、さらに、返済は半額だけでよいという、2年間の生活費のローンも組める、という信じられないような奨学金制度だ。


それと引き換えに生じる最大の責任は、卒業後、母国へ帰国することである。元々、この奨学金は留学生たちに教育を与え、母国のコミュニティや教会でリーダーになってもらうことを意図している。そのため、教育を受けた後は、母国へ帰り、そこで活躍することを期待されている。


しかし、南米から来た人たちと話をすると、時々、母国へなるべく帰国したくない、という人に会う。母国の経済があまりにひどく、帰国してもMBAのDegreeをほとんど生かせないばかりか、給与もかなり低い、という現実が待ち構えているのだという。


前にデビットというメキシコから来た友人に、真顔でこう言われた事がある。

「ケンジはいいよな。日本から来て。日本の強い経済が本当に羨ましいよ。俺が自分の国に帰っても、待っているのは厳しい現実だよ。」


こうした気づきは、日本にいたときにはまったく無かったものだ。日本という国が持っている社会のインフラは、他の国々と比較すると、僕たちが普段実感しているよりも、ずっと強固なものなのだ。

日本人であることに、そして日本経済を今まで築き上げてきてくれた先人たちに、心から感謝したい。


ブックマークはこちら

Powered by SEO対策


  • 留学生活の総括 ─ BYU、そして僕にとってのMBAとは何だったのか?
  • 社長(妻)への感謝
  • 子供達へのメッセージ
  • お世話になった一人ひとりへの感謝
  • MBAライフ最良の日 Part.2 ─ Marriott Schoolの卒業式
  • MBAライフ最良の日 Part.1 ─ BYUの卒業式
  • MBAのすべてのアサイメントが無事終了
  • 息子達とBYUを散歩する
  • MTCの打ち上げ
  • その他のファイナルプロジェクト

  • プロフィール


    明治大学政治経済学部卒業。帝人グループを経て、現在ブリガムヤング大学経営大学院マリオットスクールMBAプログラムに在籍。上司であるCEO(超・偉い・奥さん)と、新入社員(子供)二人の4人家族。 このブログは、まだ小さな2人の子供たちに、将来本にして贈るために書いています。


    BYU MBA日本人会公式サイト↓


    累計: 検索エンジン登録
    本日: SEO対策
    昨日: メール配信   アクセスアップ

    Powered by Movable Type 4.01