運命の日、2006年2月9日
会社を 6 時過ぎに出た僕は、 7 時に N 会長のオフィスへ向かった。 N 会長のオフィスは飯田橋駅から 5 分くらいのところにあった。行くと、中年の男性が出迎えてくれ、N会長まで通してくれた。N会長 「それで、あなたはなぜ BYU Management Society で働いているのですか?BYUの卒業生ではないんですよね?」
こんな会話から、話は始まった。
30 分ほどだろうか。今までのいきさつや、大学のこと、仕事のこと、家族のこと、いろいろと質問された。これが面接だったと気付いたのはしばらく後のことになるのだが、質問が一通り終わると、 N 会長は一息ついてこう切り出した。
N会長 「それで、今日の本題ですが、どうですか、 BYU の大学院、 MBAを目指してみませんか?やる気があるなら、推薦状を書いてあげますよ。」
この申し出には本当にびっくりした。どういう訳か、僕は運命的なものを感じた。
N会長 「どうですか、興味はありますか? TOEFL とかは受けたことがありますか?」
という N 会長の言葉に対し、僕は半ば反応的に答えていた。
僕 「もちろんあります! TOEFL も 233 点を最近取ったばかりです。」
ここまでは話は大いに盛り上がったのだが、この先の N 会長の提案にはびっくりした。
N会長 「では、仕事をすぐにやめて、アメリカに行って下さい。」
僕 「えっ!?!?」
N会長 「あなた IT 業界ですよね?忙しい仕事をしながらでは合格する可能性も低いので、アメリカに私の会社が経営する英語学校がありますから、そこで集中的に勉強したらどうですか。」
そう言って、 N 会長は紙に今後のスケジュールの概要を書き始めた。来月に仕事は辞め、一度N会長の会社に入社。夏にはアメリカに行く、 3 月になったら戻ってきて…
「仕事を辞めて、アメリカにMBA受験に行く」。インターネットなどで情報を収集する限り、そんなリスキーな話は聞いたことがない。しかも、仕事は楽しく、人間関係もうまくいっていて、来月やめるなどと言うことは想像もできない。いずれにせよ、妻子がいる身では、こんな重要なことは一人で決める訳にもいかない。僕は言った。
僕 「…ちょっと、妻と相談させて頂けませんか。」
N会長 「もちろんです。よく相談してみて下さい。」
帰り際、僕は恐る恐る N会長に聞いてみた。
僕 「あのう、どうして見ず知らずの僕に、こんな申し出をしてくださるのですか。」
N会長 「あなたが、 BYU の MBA に行って、そこで学んだことを将来日本の教会や社会のために使ってくれるなら、私はあなたを助ける価値があります。」
その無私の心に感動した。
30 分ほどだろうか。今までのいきさつや、大学のこと、仕事のこと、家族のこと、いろいろと質問された。これが面接だったと気付いたのはしばらく後のことになるのだが、質問が一通り終わると、 N 会長は一息ついてこう切り出した。
N会長 「それで、今日の本題ですが、どうですか、 BYU の大学院、 MBAを目指してみませんか?やる気があるなら、推薦状を書いてあげますよ。」
この申し出には本当にびっくりした。どういう訳か、僕は運命的なものを感じた。
N会長 「どうですか、興味はありますか? TOEFL とかは受けたことがありますか?」
という N 会長の言葉に対し、僕は半ば反応的に答えていた。
僕 「もちろんあります! TOEFL も 233 点を最近取ったばかりです。」
ここまでは話は大いに盛り上がったのだが、この先の N 会長の提案にはびっくりした。
N会長 「では、仕事をすぐにやめて、アメリカに行って下さい。」
僕 「えっ!?!?」
N会長 「あなた IT 業界ですよね?忙しい仕事をしながらでは合格する可能性も低いので、アメリカに私の会社が経営する英語学校がありますから、そこで集中的に勉強したらどうですか。」
そう言って、 N 会長は紙に今後のスケジュールの概要を書き始めた。来月に仕事は辞め、一度N会長の会社に入社。夏にはアメリカに行く、 3 月になったら戻ってきて…
「仕事を辞めて、アメリカにMBA受験に行く」。インターネットなどで情報を収集する限り、そんなリスキーな話は聞いたことがない。しかも、仕事は楽しく、人間関係もうまくいっていて、来月やめるなどと言うことは想像もできない。いずれにせよ、妻子がいる身では、こんな重要なことは一人で決める訳にもいかない。僕は言った。
僕 「…ちょっと、妻と相談させて頂けませんか。」
N会長 「もちろんです。よく相談してみて下さい。」
帰り際、僕は恐る恐る N会長に聞いてみた。
僕 「あのう、どうして見ず知らずの僕に、こんな申し出をしてくださるのですか。」
N会長 「あなたが、 BYU の MBA に行って、そこで学んだことを将来日本の教会や社会のために使ってくれるなら、私はあなたを助ける価値があります。」
その無私の心に感動した。
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